東京近郊の戸建てでネット+地デジ受信するならこれが最強か?

フレッツ・テレビというサービスをご存じだろうか。

これは光ファイバーのBフレッツ網を使って、地デジ/BSデジタルのパススルー放送を行うものである。2008年7月1日からサービスインとなる。

ちょっとマテ、Bフレッツは戸建てタイプでも100Mbpsの速度が限界。一方、デジタル放送は1チャンネルあたり15~25Mbpsのビットレートがある。100Mbosの帯域内でデジタル放送を受信すると、3~4台が限界、しかもベストエフォート方式でストリーム途切れまくりなんじゃないかと推察するが、接続できるテレビの台数に限界があるなどという注意書きはどこにも書かれていない。

それに、100Mbpsでやりくりしようと思ったら見たいチャンネルだけストリームを送ってもらう仕組みが必要で、変なセットトップボックスが必要なんじゃないか?とも思うけど、そういった記載も見当たらない。

この謎についてNTT東に訊いてみた。

そしたら、なんとデジタル放送で使う帯域は、Bフレッツの100Mbpsとは別とのこと。激しく納得。だからBフレッツの対象地域の中でも、今のところ東京近郊でしか実施できないわけだ。たぶん500Mbpsとか、1Gbpsとか、そういった速度でデジタル放送をマルチキャストしちゃうんだと思う。

地デジ対応のBSアンテナ+地デジアンテナを建てるとだいたい6~7万円はかかる。しかも天候によっては受信は安定しないし、台風で倒れた場合の修理費用は自分持ちだ。そしてアンテナの性能寿命はだいたい10年。費用滅却を月額換算すると583円+トラブル対応費用程度になると思う。

それに対してフレッツ・テレビは月額682.5円。Bフレッツを引くことが前提条件となるが、どうせヘビーユーザは引くでしょBフレッツ。682.5円という価格は大変説得力があると思わない?

同じサービスをCATV会社で実施すると8~9千円かかって、ネットは30Mbps程度だろう。それと比較しても破壊力のあるサービスだと思う。どれくらい受信が安定するものなのかはサービスインしてみないと解らない面があるが、CATV同等以上、個別受信とは比較にならないくらい安定していると推察される。Bフレッツはデフォルトで引くことを予定しており、サービスエリア内に一戸建てを建てるようなセレブな方は、最優先に検討すべきだと思う。

マンションでも適用できるみたいだけど、デベロッパーがたいてい独自のソリューション構築しちゃうからね。マンションでの適用事例は少ないだろう。

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