…ですな。
個人的には最初TVでこの「Over the future」を聴いたときは「こりゃ酷い」と思ったのだが、何度か聴くウチに「これはこれでアリかも」から「なにげに名曲じゃね？」と変化したクチ。
なまじ本編の声優陣が、平野綾を筆頭とする旬の声優揃いなので、なぜ彼女らに歌わせない！という不満が可憐Girl’sへの失望感に繋がっている面もあると思うが、iTSとCDを同時発売したところから察すると、アニヲタをあまり視野に入っていないのではないか。アニヲタ向けだったら利益率の高いCDだけを売ればいいからだ。
特徴でもある一方とっつきにくいとされる「かけ声」が省かれたバージョン（Tr.3：Light Speed mix）もあるので、「かけ声は蛇足」という需要にも応えられる。ただし、別アレンジなんだけど。
その辺の子供たちを見て「うるせぇなガキ」と感じるかどうかで、可憐Girl’sを受け入れられるかどうかが決まりそう。子供たちを温かい目で見られる人なら、楽しめるのではないか。
俺も独身時代は「うるせぇなガキ」と思っていたが、子供ができてから自分でも変わったと思う。だから可憐Girl’sを微笑ましく思うし、きわめて完成度の高い学芸会を見ている気分にもなる。
曲自体は大人が本気で作詞作曲したものであり、明るく直球勝負な曲で作品の内容にもピッタリだし、アニメのopとしては変に「大きいお友達」に媚びを売らない、健全なもの。少なくともケミストリーにガンダムを歌わせるよりは全然いい。
なおED「絶対love×love宣言!!」のCDには大きいお友達待望の？平野綾/白石涼子/戸松遥が歌うOver the futureが収録されている。op/edともiTSでも販売中である。
 Over The Future <通常盤>  |
 絶対love×love 宣言!!  |
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