題記のHDDを導入した。MacをTimeMachineを使ってバックアップし、普段は物理的に離れた実家に置いておくためだ。これで火災や大震災のときでも写真やビデオが全滅というリスクを軽減できる。実家には1~2ヶ月に1度しか行かないので、本当は交互に持参するため2台必要なのだが、予算の都合でまずは1台。
「つやスリム」ってシャンプーとかコンディショナーみたいな。
確かに樹脂ボディのポータブルHDDとしては外観は拘っている方だと思う。BUFFALOロゴ付近が白く光るのが電源表示で、青く点灯してるのがアクセスランプ。いずれもケース表面の透過光だ。
しかしこのHDDには落とし穴があった。付属のショートケーブル(30cm)が特殊形状で、付属ケーブル以外ではHDDに直接接続できない。USBコネクタ部分が細いのだ。
右の灰色のが一般的なミニBケーブルで、左の白いのが付属のミニBケーブル。樹脂部分の先端に段差があり少し細くなっている。
具体的にどう届かないのか、スクレイバーで天板を外して観察してみた。
ウエスタンデジタルの2.5インチHDDなんて初めて見た。緩衝材は入っていないので、耐衝撃性は特に高い訳ではなさそうだ。
一般的なミニBケーブルを挿入したところ。確かにUSBコネクタが奥まっておりUSBプラグが先っぽしか接続されていない。一般的なケーブルが入るように周りの樹脂を切ってしまおうかと思ったが、この独特の形状がUSBコネクタ部分にかかる横方向の負荷を緩和していることに気がついた。そっかー、そういうことかー。削るの躊躇するわ。
…とここまで書いて気がついたのだが、最近、市販のミニBのUSBケーブルの中に、本機付属のものと同様の先が少し細くなっているミニBケーブルがあるのに気がついた。互換性があるかどうかは不明だが、もしかしてミニBのコネクタの規格が拡張されたのだろうか? ちなみに細くなっている部分は8.4mm(幅)×4.8mm(高さ)×2.0mm(奥行き)程度である。
本機の動作音は大変静粛で、机上に置いておいても全く気にならない。TimeMachine用に常時接続しておくのにもこれくらい静粛ならば嬉しい。価格も500GBで1万円強と、安くはないが高くもない。3.5インチHDDは安全規格取得の絡みから電源外付け化が進行中らしいが、それを不便と感じる用途への回答がコレなのかも知れない。
コメント
なんと、これ使ってますが、珍しく附属ケーブルで賄ってたのでそこまで形状が違うとは全然思いもしませんでした。
しかも、白だと白いケーブルが附属なんですね。
赤は黒いケーブルでしたから。
うーーーん、附属ケーブル大事にしなければ。
バッファローコクヨの似たような形状の単品売りケーブルでもNGでしたorz