下の子の身長が100センチに迫り、いよいよチャイルドシートが狭くなってきたし、ちょうどチャイルドシートのバックルにも樹脂部分にヒビが入ってきたので、ジュニアシートへの移行を検討することにした。
上の子はベビザらスの店頭で見て購入した「レカロ スタート Jr」を使っているのだが、ちょっと知っている人が見ると「おお、レカロだ」となるのだが、実はカーメイトのOEMである。私自身それを知らず今まで使っていたのだが、ある日それを知ってしまい「何これ、レカロじゃないじゃん!」と腹立たしくなった。よく調べずに購入したことを後悔した。
そこで下の子の場合は下調べを入念にし、どうやら「タカタ 312-neo junior seat」か「レーマー キッドプラス」が最近では安全性が高い製品であることを知った。
両製品ともすごく深いバケット状のシートだが、これを基準に考えると、普通の1~2万円前後のジュニアシートなど、本気で子供を守ろうという思想があるようには全く見えない。
いずれも現物を確認しに店舗に見に行ったのだが、レーマーキッドプラスは日本のWebサイトの販売店情報がガセネタで、行ったけれど取り扱ってなかったということがあり心証が悪かった。ジャスコ下鶴間店のことである。ジャスコは悪くない。いつまでも古い情報を載せているレーマー代理店のVCJコーポレーションが悪いのだ。
2件目のお店でようやくレーマーのジュニアシートを確認できたのだが、それでも「キッドプラス」そのものは置いておらず、派生モデルの「キング」のみがあるだけだった。レーマーで気がかりだったのは価格相応の質感があるかと、熱がこもりやすくないかの2点である。
「レーマー キング」を確認したところ、価格相応の価値はないように感じられた。いや、「レーマー キング」が高いわけではないのかも知れない。Amazonでの「タカタ 312-neo」が安すぎるのだ。(2010/01/11現在で45% OFFの19,800円)
・【リーマン】 チャイルド&ジュニアシート フィーカ (ブラック)
・【Amazon.co.jp限定カラー】タカタ takata312-smartfix junior (black/orange) TKSMJ-101
・【コンビ】 ジョイトリップ エアスルー GA(ダークグレーメッシュ)
また、キングはクッションがふかふかですごく座りやすそうだったが、シート表皮の通気性が悪く、熱がこもりやすそう(=暑そう)なのは確かだった。キングもキッドプラスもシート表皮は同じと思われるので、汗かきなウチの子には通気性の高いタカタの方が適しているように思えた。
タカタの弱点は、欧州の安全基準をクリアしてまだ製品の歴史が浅いこと。一方、レーマーの方は多くの欧州メーカーの純正に採用されているだけあって、間違いはなさそうだ。
それでも「タカタ 312-neo junior seat」に決めた。両者の安全性は共にハイレベルであり、差があるようには見受けられなかったし、その割には価格は2倍違うのだ。タカタの将来性に期待することにした。迷ったら高い方ではない。迷わずにタカタである。
少ししたら上の子のレカロもタカタに買い換えてあげようと思っている。タカタ312-neoを見慣れちゃうと、カーメイトOEMのレカロは座面も浅く、心許ない。
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