ン十年ぶり?のガンプラに必要なもの(昔より簡単になってます)

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静岡Real-Gや1/144 RGガンダムの発売を機に、久しぶりにガンプラを作ってみようという方も多いのではないかと思います。最近発売されたガンプラの多くは素手で部品をランナー(枠)から容易に切り離せるよう工夫がしてあったり、かつ接着剤不要で作れたりするのですが、せっかく作るのであればいくつかの道具を用意するとキレイに作れます。

とはいえ、ガンプラ本体が千円や二千円なのに、道具に数倍のコストをかけるのもアレですから、以下に最低限必要な道具をリストアップしてみます。

必要順位1位:ニッパー
電工用のを持っていれば兼用できます。爪切りでもできますが、たぶん爪切りの寿命を縮めます。模型用ニッパーで600~2,000円くらい。値段の差は、切れ味と耐久性ですが、ガンプラ1台作るだけなら最も安いものでOKです。何台も作るつもりなら、1,000~2,000円のものを買っておいた方が良いでしょう。個人的にはタミヤの74035というニッパーを使っているのですが、ストレスなく使える良い道具だと思います。

必要順位2位:ピンセット
最近のガンプラはシールを多用していることが多く、先の尖ったピンセットがあるとラクです。昔の模型用のデカール貼り付けに向いた「先が平たくて太い」タイプのピンセットは、近年のガンプラに付属する「裏面に粘着剤が付いた細かいデカール」には向きません。

以上です

あと大型のモデルでは関節にビスを使うことがあるので、細めのドライバーとかが必要になるケースがありますね。

塗装を視野に入れると一気に道具が増えてしまうんですが、最近のガンプラは(数百円のローエンドモデルでなければ)多色成形なので、塗らなくてもさほど見劣りしません。社会人モデラーは時間もないでしょうから、塗装をするのであれば「ガンダムマーカー(筆ペンタイプ)」でのスミ入れ(部品表面の溝に細い黒線を入れる)をお勧めします。はみ出し前提でざっくり塗って、はみ出た部分が乾く前にティッシュやメラミンスポンジで拭き取ります。かけた時間あたりの見栄えの向上の度合いは最高です。

あと個人的には「アートナイフ」を使っています。ニッパーで切れないような微妙な出っ張りを削れます。

昔はここに接着剤回りとか、塗料回りの道具が必要だったので大変だったのですが、成型技術の向上でずいぶん道具が少なくても作れるようになりました。


クラフトツール 薄刃ニッパー(ゲートカット用) 74035
GUNDAM MARKER GM20 スミ入れ ふでペン ブラック
クラフトツール 精密ピンセット(ツル首タイプ) 74047
OLFA アートナイフ 10B
(Amazon)

コメント

  1. macchan より:

    Kumadigitalさん。
    背中を押されるような記事、
    どうもありがとうございます・苦笑
    なんと、タイムリーなことでしょう・・・。

    必要アイテムは、持ってます。
    あとは、時間と・・・やはり老眼鏡・爆。

  2. Kumadigital より:

    老眼鏡!ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
    その発想はなかったです。ある意味必須アイテムですね…。

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