「ただし、当然ながらビデオ雲台の話で某クマ氏が悩んでるのはスチル用ですが。」
はい。スチル用、悩んでます。
しかしカメラ側のスチルとムービーの境界が曖昧になりつつある今日この頃、雲台の「帯に短したすきに長し」感は強くなる一方。以下、ヨドバシでさんざん悩んだ記録を記しておく(ヨドバシに並んでいない機種は評判やカタログに基づく)。
■ベルボン
製品の仕上げが丁寧。クイックプレートのカメラ取り付けネジにツマミが用意されているが、別体式で紛失しやすいし、実際紛失に備えて別売されている。
■スリック
クイックプレートのカメラ取り付けネジにツマミが付いており回しやすいが、クイックリリースレバーに安全装置がないのがやや不安。でも安全装置が鬱陶しいという声もあるので難しいところ。
■マンフロット
クイックプレートのカメラ取り付けネジにツマミが付いており回しやすいが、なぜか新品でも金属露出部分(プレートやカメラ取り付けネジ、パン棒のメタリック部分)がビンテージ風の劣化したように見える仕上げ。#701HDVも良いが縦位置撮影できないのがスチル中心の使い方には合わない。
■ベンロ、バンガード
大きさ、重さあたりの実際の強度が弱い。また、耐久性も疑問。
■ジッツオ
製造精度は高いが、一部のモデルに使われているリュウズが鋭利で怪我しそう。クイックプレートのカメラ取り付けネジにツマミが用意されていない。コストパフォーマンスは高くない。これなら先日買った脚とデザインが統一可。
■梅本
一部でカリスマ的人気を誇るが、保持力は物理法則を大きく越えているようには見えない。個人的にはグリスが前提のボール部が苦手。細部に至るまで仕上げの良さはさすが。
■KTS
梅本のモト?と言われるが、クイックリリースプレートの装備を前提とすると、梅本と比較してメリットを感じない。
■RRS
sasurau三井さん曰く「最高」。…すみません高くて手が出ません。
そんなわけでもうちょっと悩んでみる所存です。
ところで今回ヨドバシを徘徊してみて「こっこれは!」と思ったのは、SLIKのSH-736 HD。店員も絶賛してた。
3ウエイ雲台なのにオイルフリュード機構を搭載していて、しっかり感もなかなか(耐荷重5kg)。そして価格は8千円台。これはすごいコストパフォーマンスだと思う。
今回はもう少し耐荷重の大きなものが欲しいのでパスするけど、これはオールラウンダーで今雲台の買い物相談されたら(されないけど)とりあえずこれ勧めると思う。5D Mark IIでも望遠を付けなければ全然OKな感じ。そしてビデオ撮影時にもそこそこ滑らかなパン操作ができるという。
そうそう、私もついでに偽善的に報告すれば、当ブログのアフィリエイトで貯まっていた楽天ポイントはいつもすぐに使ってしまうので(ぉ、楽天ポイントの1ヶ月に使える上限額の半分ほどの現金を義援金に回すことを偉そうに書いておきます。
そうそう、義援金って相手によっては所得税控除の対象になるよね。
振り込みの半券、とっておかないと。
コメント
こんばんは。
RSSは高いですね。アルカスイスプレート互換でMarkinsとかいかがでしょうか?
ビデオ雲台の場合は縦位置よりも水平だしを考えたほうがよいです。ハーフボールが便利です。
縦位置はRSSなどのL型プレートで解決できます。
プレートは絶対アルカスイス互換が便利。回転の不安無いですから。
ザハトラーでしょ。