DIGA 2012年春モデル

bwt620

DIGAの定期的なアップデート、DMR-BZT920/ DMR-BZT820/ DMR-BZT720/ DMR-BWT620/ DMR-BWT520/ DMR-BRT220がリリース。GUIがグレー基調になったのがぱっと目に付くポイントだが、最上位モデルDMR-BZT920には天板にQi充電器を装備するという斬新な試みがされている。ここにQi対応のスマホを置くと充電ができるほか、充電中の写真の自動取り込みにも対応しているという。

ラインナップ上もモデルの位置づけが変化しており、DMR-BZT720がHDD 500GBなのに対して、DMR-BWT620がHDD 1TBと下克上が起きている。全体的な装備は720の方がもちろん上なのだが、クルマで言えば「FFで広い」カムリやティアナのようなモデルが620なのだろう。

AVCHDカメラを接続するための前面USB端子は720より上のモデルにしか装備されておらず、それ以下のモデルではSDカードを介した取り込みになる。ビデオカメラにおける内蔵メモリの普及状況を考えると、AVCHDカメラユーザーは事実上720より上位のモデルの中から選択することになるだろう。…と書いて気がついたが、その一方で増設HDDを接続可能なUSB端子は凄いことに全モデルに搭載されており、もしかするとUSB端子には区別がなく、リアパネルのUSB端子にAVCHDカメラも接続可能なのかも知れない。見た目は煩雑だが、リアパネルにUSBケーブルを常時接続しておき必要なときだけカメラを接続するという使い方ができるかも知れない。

DIGAは無線LAN機能の内蔵にも積極的だが、今回のモデルはアドホック通信を搭載してきた。これはWi-Fiアライアンス策定の「Wi-Fi Direct」規格に準拠したもので、Panasonicでの呼称は「シンプルWi-Fi」となる。対応機器同士でルーターなしで直接無線LAN通信できるものだ。

録画モードの呼称が「HX」「HE」などではなく、昔のVHSよろしく「○倍」に改められ、15段階に小刻みになった。BDディスクにダビングする際に容量キッチリ納めるのに便利と言うことだが、となるとHDDへの録画時はDRモードを多用することになり、必然的に大容量モデルが欲しくなる。


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