CP+ 2012: Gitzoブースで日頃の疑問を確認した

昨年購入したGitzo マウンテニア三脚 GT2531と、センターポール雲台 GH1780QR は大変気に入っている。が、クイックリリースプレート自体の付け外しがやや面倒。カメラに付けっぱなしにするのが前提なんだろうけど、その辺の思想をCP+のジッツオブースで、国内ディストリビューダーであるマンフロット株式会社の担当の方に聞くことができた。

まず、クイックリリースプレートのカメラ固定ネジがなぜ指で回しにくいのかという点。マンフロットのプレートのようにツマミを設けてくれればいいのに…。

「強度を確保するために、ネジに横穴を開けたくないという考えがあるのだと思います。一方で、ここはカメラを固定したときに全体で一番弱い部分になっています。というのも、転倒時にカメラに加わる衝撃を抑えるために、カメラ固定ネジは折れることを想定しています。カメラが壊れてしまえば撮影実行は不可能ですが、カメラ固定ネジの折損であれば手持ちで撮影は継続できるかも知れません」

Gitzo GH1781T

クイックリリースプレートが面倒だという場合、QRタイプでない雲台を使うことも考えられるが、このカメラに接触する部分のゴムというか滑り止めの部分は擦れて劣化してしまうのではないか。なぜこのゴムの部分が独立して回転するような作りになっていないのだろうか?

「以前はこの面の滑り止めの部材が回転するモデルもありましたが、今はありません。使い方によっては却って緩みやすいとか、何かやめる理由があったのかも知れません。それとこのゴムの部材が劣化するのはその通りで、ある程度劣化したら修理に出してください。接着してあるのでユーザーが交換することはできません。以前はこのゴムの部分はコルクだったのですが、それに比べると今のゴムの耐久性はかなり向上していると思います」

Gitzoのブースではヨドバシカメラでもあまり見かけない「GITZO純正三脚ケース」を見られたが、立派すぎる造りに驚いた。ここまで立派にする必要があるのだろうか?

「三脚を運搬するケースで厳しいのは、航空機のカーゴルームで三脚の上にトランクを載せられてしまうこと。それを想定して厚めのクッションを入れています。ちなみにManfrottoの三脚ケースも良くできていますよ」

もちろんお約束として、壊れないことを保証するものではないのだろうけど、さりげなくManfrottoを推すあたり、さすが兼任のディストリビューダー(笑)。

自分が抱える問題の解決にはならなかったのだが、現状に対してある程度の納得は得られた。実は純正ケースは昨年末頃に現物も見ないで買いそうになったのだが、これは現物を見るまで買わなくて良かったと思う。ただ、私はManfrottoのケースこそ大袈裟だと思うので(笑)、現物を見て心構えができたところで、やっぱりジッツオの純正ケースをいずれは買いそうな気がする。いつになるかは解らないけど。

Gitzo GT0541

ほか、展示していたもので気になったのは、マウンテニアの0(ゼロ)型三脚。すごく小さくて軽いのに、カッチリとした造りはさすがGitzo。

Gitzo GT0541

もちろんお値段は他社の大型三脚並みだけど(笑)、大きくて持ち出すのが億劫になるよりは、こういう選択もアリかなぁと。

今日、明日とManfrotto / Gitzo ブースに行かれる方へ:

(1)@gitzo_tweet:「JP :ジッツォも、本アカウントのフォロー画面をCP+ マンフロット株式会社ブースで提示いただきますと、限定ピンバッジを先着さまにプレゼント中です!」

(2)@manfrotto_jp:「バッグはmanfrotto_tweet フォロワーさまに、先着150名さまで毎日お配りしています!」

(3)Manfrottoブースにて;「CP+の会場内でClick for Hopeにご投票いただいた方には、KATA社のポーチをプレゼントしています!」


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