もう多くの方が上られているので既視感もあるでしょうけど(笑
度肝を抜かれる高さ!という訳でもなかったのは、横浜ランドマークタワー展望デッキ(296mで、スカイツリー展望デッキの85%の高さ)は時々撮影に行っていることと、ランドマークタワーは窓にオデコをくっつけられるほど接近できるのに対して、スカイツリーはそこまでは窓に接近できないから、というのもあると思います。ああでもEF 24-70mmの解像感凄い。クリックで拡大すると右下のビルとか、もう。
国技館&大江戸博物館方面。これをピクセル等倍で切り出すと…
神社の境内の人までバッチリ。EOS 5D3 + EF 70-200mm恐るべし。スカイツリーからここまで見られてるなんて、地上にいるときは意識してないですよねぇ。
この展望デッキまでのエレベータ内のディスプレイが凝っていて面白かったです。三角柱からエレベータが上がるの合わせ、円柱になる断面がディスプレイされるという。(画像は5枚の写真の合成です。)
東京タワーでもおなじみ、お約束の「ガラス床」。これは350mの展望デッキではなく、その2フロア下の展望デッキにあります。ガラス自体は薄いのですが、2重床になっているので、ここが割れても下にもう1フロアあるので大丈夫な作りです。
展望デッキは割と構造の柱がむき出しなんですが、ぶつかっても痛くないように柔らかいものが巻かれています。
さて、展望デッキからさらに1,000円のチケットを追加購入して上れる高い方の展望台「天望回廊」に上がってみます。
エレベータはフロントガラスがシースルー。
そして奥側の天井もシースルー。奥に乗っても、手前に乗っても楽しめるようになっています。このエレベータには帰りも乗りますが、帰りに乗る際に建物とエレベータの隙間からリアル下界が見えるのが一番の恐怖かも(笑
「天望回廊」到着。こちらの方がさすがに良かったですね。空いてるし、開業当初のような一方通行でもなかったし、こちらは明らかに「高い」感じがします。下の展望デッキと異なり、やや上方にも視界が開けているので、まさに「天を望む」という名前の通り、天が近くに感じられます。
天望回廊から見る、展望デッキ(350m)の天井部分。すごく低く見えます。
エレベータで行けるのは天望回廊の445mまで、あと5mは自分の脚でスロープを上る、という演出も現代の庶民が抱く「達成欲」を適度にくすぐり、心憎い。ただし床が斜面のため、立ち止まってずっと景色を眺めるのが少し疲れます。お客さんの滞留を抑止する効果もあるのでは?とは私の父の弁。
天空回廊はスカイツリーをぐるっと一周囲む形でスロープになっているので、スタート地点とゴール地点が繋がっていません。ここがスタート地点。
そしてこちらがゴール地点から見たスタート地点。
ゴール地点からスタート地点にいるお客さんを撮影するサービスをやっています。カメラは7D × 2台でした。
スカイツリーの横にある高層ビルも見下ろす感じですからねぇ。
ここが一般客が到達できるスカイツリーの最高地点。
そしてその近くからの眺め。
ディズニーランド&「夜行観覧車」方面。
安楽に高いところに上れる…というところでは技術の発展を体感せずにはいられません。東京タワーとも、ランドマークタワーとも違う「新しいもの感」があります。外は風速13m/sだというのにまったくそれを感じさせない強靱さ。建設工期の短さと併せ、いまの日本の技術の到達点なのでしょう。もちろんセンチメンタル的なものだけではなく、なんだろう、関係者の凄い努力の上に構築されているのは解るんですけど、その汗臭さを感じさせないスマートさが現代風というか…。
スカイツリー、元々私の両親が「一緒に上りたい」と言っていたものですが、母、ツマ、私は仕事を持っており、子供たちは学校、しかも母の仕事の休みは平日…となると、一緒に行くのは不可能ではないかと考えていました。ここにさらに「晴れていること」と「(父母が行列に耐えられる)平日であること」という条件を加えると、かなり無理があります。
ところが先日、満点とは言わないまでもかなり条件を満たすと思われる日があったので、突然スカイツリー行きを決行したという訳です。が、ツマが仕事を休めず、不参加。ツマには申し訳ないことをしました。いま私の職場が再編ラッシュでゴタゴタしており、いつまで横浜に住んでいられるか解らないのですが、何とか近いうちにもう一度ツマと一緒に行きたいと思います。
これはもっと近くに住んでたら、光線の状態が違うタイミングで何度か上りたいところだなぁ。
Canon EFレンズ EF24-70mm F4LIS USM 標準ズームレンズ EF24-7040LIS |
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