AirMac Expressで「お部屋ジャンプリンク」を試す

MacBSさんのAirMacエントリに呼応して(笑

BDレコーダー(DIGA)を隣室の無線LAN親機(AirMac Time Capsule)に接続するために、AirMac Expressを購入しました。

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BDレコーダーをネットワークに接続する用途としては、

・BD-Live
・DLNA(パナソニックで言うところのお部屋ジャンプリンク)

が挙げられますが、BD-Liveは動作が重かったりその割にはたいしたコンテンツがなかったりして、BDソフトに付属していても見ていないものも多いです。なので主要用途はDLNA。

本来はAirMac ExpressにLANのハブを繋いでテレビとレコーダーを纏めてネット接続しようと思ったのですが、購入したテレビ側に無線LAN子機が内蔵されていたので、BDレコーダーだけのために購入したことになってしまいました。

また、他社さんの無線LAN子機であれば、AirMac Expressの半額~1/3くらいのお値段のものも存在するのですが、出始めに比べるとだいぶ状況が改善したとはいえ、テラバイト級のデータを安定して通信させるには無線LANの親機と子機は同一メーカーの同一世代で揃えた方がいい、という経験則があるので、やや割高感がありますがAirMac Expressを選択した次第。

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大きさは現行のApple TVと全く同じ大きさで、色違いなだけです。ユニコーンとバンシィ的な。

ただ、状態を示す緑色のインジケーターは相当明るく、正直言ってAV用途では邪魔です。これは隠して設置するか、白色テープで減光したいところです。

設定はiPhoneのAirMac設定アプリからできるかと思ったのですが、本機を子機として使用する場合の設定は有線LAN接続が必要なようで(?)仕方なくMacBook Proを一時的に接続してAirMac設定アプリから設定を行いました。

しかしここからが最近のアップル製品の恐ろしいところで、クライアント(子機)として利用するか、中継器として利用するかを選択しただけで、あとはMacBook Proに記憶されている「無線LAN親機に接続するためのSSIDやパスワードや諸々の設定」がすべて自動で流し込まれて、2.4GHz/5GHz帯とも何一つ設定せず勝手に接続が成立してしまいました。こんなに簡単でいいのか…?

さて、早速DLNAを試してみます。

LDK側の32inch VIERA(こちらは有線LANでAirMac TimeCapsuleに接続されている)のリモコンから、「リンク」ボタンを押します。するとあっさり和室に置いたDIGAがリストに現れるので、それを選択すると、難なく番組選択画面が表示されます。まるでこちらのVIERAにDIGAが繋がっているようです。

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不思議なのは、DLNAで繋いでいるのに、接続先の機器のUIが表示されるってところですね。普通DLNAというのは、接続元(今回はVIERA)のUIで表示されるのが通例の筈なんですが、「お部屋ジャンプリンク」にはUIデザインごと転送する独自の実装がしてあるのでしょうか。良くできていますね。DIGAをクライアントにした場合で、LAN上に複数のDIGAがあると、すべてのDIGAの番組を混在表示可能なのだとか。

DLNAというとマニアックな使い方のように思えますが、「お部屋ジャンプリンク」のような統一感のあるUIの機器を、安定したLANインフラで動かすとずいぶん敷居が低くなるものだなと思いました。

あとはまだ本格的に電源投入していないネットワーク機器(プレステやMacなど)を本格稼動させて帯域やルーターの処理速度が足りるかどうか、というところですね。

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予約録画も家庭内LANでどうなっているかが表示されます。恐ろしい…。


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