脱Android、新ハイレゾ・ウオークマン

IFAで登場した新しいハイレゾウオークマンNW-ZX100ですが、Android OSとの決別を果たしました。これでAndroid OSを使うウオークマンは最上位のZX2だけになりました。その貴重なZX2をJAL便に忘れてきた人もいるようですけどね!

自分はAndroid OSの乗ったNW-F885を使っていますが、まぁ使いにくくはないですが、使いやすくもありません。PC接続を切った瞬間に画面に表示される「曲がありません」(ストレージを認識するのに数秒かかる)など画面遷移に見苦しい点もありますし。そもそもバッテリーの持ちが致命的に悪いです。毎日とは言いませんが、数日に1回は充電しないと出先でただの文鎮になります。Androidですからそんなものですよね。

一方、NW-ZX100は独自OS採用でバッテリーの持ちを大幅改善。Androidウオークマンと比較して一番差が付くのはスタンバイ時の電力だと思っていて、どのくらい改善されているのかは気になります。おそらくWalkman Aなどに採用されている旧来のOSの延長ではないかと思うので、A並に持つのではないかと期待しています。

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一方で不安をかき立てられたのは操作系。IFAの現地からのリポートで「操作したい項目にカーソルキーでフォーカスを当てて決定ボタンで実行」と書いてあったので、画面上に「早送りボタン」などがあってそこにフォーカスを当てて…などというサイアクな操作性を恐れていたのですが、ソニーのWebサイトを見て疑問が氷解。何のことはない、再生アプリとランチャーが上下キーで行ったり来たりできて、再生アプリにフォーカスが当たってる場合は左右キーで早送りができたりする仕組みのようです。ええ、これなら納得。いやぁ良かった。

価格も一見高いですが、iPhoneだって月額利用料にマスクされてますけどハードウエアとしては7万ないし11万くらいするわけで…。iPhoneには到達し得ない音を出す装置としてはまぁ納得の範囲かなと。肝心の音質は、最近のソニーの音質はイケてるので心配していません。おそらく納得の音質なんだろうと思います。

しかしiPod touchに相当する機種(電話の使えない、月額利用料のかからないスマホ)がソニーのラインナップから消えてしまったのは意外な気がします。小学生には早いし、高校生になったら本物のスマホを持つだろうしで、そこにiPod touchという存在があると、似非スマホとしてのWalkmanは需要がないってことなんでしょうね。

…なんて書いてたら、iPhoneで愛用中のイヤホンETYMOTIC RESEARCH hf5の表面が加水分解でベトベトに…おうふ。どうしよう。

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