土星食を撮影

土星が月に隠れ、数時間のうちにまた出てくるという土星食。明るい日中のイベントでしたが幸い「予定がない」「晴れの」「日曜日」と言うこともあって、運良く撮影できました。

土星が月に隠れる方はよく解らなくて撮影できなかったのですが、出てくる方は以下のような感じでした:



なんか出てきた!



おおお。



心の目で見ろ!って感じですが(笑)、矢印の先に土星っぽいものが見えますよね。撮影はSony α6000 + Vixen PORTA II A80M。α6000では「タイムラプス」アプリを使ってインターバル撮影しました。撮影後、Photoshopでコントラスト強調。



望遠鏡、久々に出番が来ました。α6000の液晶モニタでもぼんやり見えたので、家族で楽しめましたよ。次回は2024年7月25日。その頃、何してるかなぁ。


Vixen アクロマート屈折式天体望遠鏡 ポルタII A80M 39953-6(Amazon)

コメント

  1. snct-astro より:

    ちゃんと輪まで見えてすばらしいです。
    私は、タカハシのMT200をつかって撮影しましたが、遥かに劣る結果でした。
    参照:http://snct-astro.hatenadiary.jp/entry/2014/09/29/123334
    液晶モニターでもボンヤリ見えたとのことで驚きですが、なにか工夫されたことはあるのでしょうか?

  2. Kumadigital より:

    コメントありがとうございます。デジカメの液晶モニタで見えた理由は、たぶんSONY α6000にある液晶画面の「屋外晴天モード」(明るさとコントラストをブーストする)のお陰だと思います。上の3枚の天体写真はノートリミングで、デジカメの液晶モニタ上でもこの大きさで見えていました。それでも「ん?ここに何か居るよね?」レベルでしたが…。一番効いたのは、望遠鏡本体を室内に設置し、先端だけ屋外に出したところかな、と思います。

    デジカメ撮影の拡大率が高いので、アストロアーツのWebサイトを見て、月のどの位置から土星が出現するかを予測していたのも効を奏したと思います。

    Webサイト拝見しました。月にピントを合わせるのは確かに大変でした。私はクレーターではなく、月の輪郭で合わせました。とはいえ、緯度経度調節ダイヤルに触れるだけで像が揺れてしまうので、ダイヤルを往復させながら、何となく輪郭が一番シャープになるところで決めました。

  3. snct-astro より:

    お返事ありがとうございます。
    ピントのあわせ方は同じ方法でしたので、経験の差がでたのでしょうか。たしかに望遠鏡が室内だと、コントラストが良くなる気がしますね。当方、宮城県ですが大気の状態にも差があったのかもしれません。

    
    あれからネットを巡回してますが、日本で潜入をとらえたという報告はまだ見当たりません。blogもご覧頂き、ありがとうございました。

  4. Kumadigital より:

    潜入は月の輪郭が曖昧ということもあって、難しいですよね。各所でアナウンスされた時刻が、出てくる方の時刻ばかりだったというのもあるかも知れませんね。

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