ジャパンモビリティーショーに行ってきました(後編)

ジャパンモビリティショー後編です。

そういえば日産の北関東風味のアレ、ゲルググとか言われていましたが遠目にモノアイに見えたところはGT-Rのバッジの解像度を下げたものですよね(目を細めてみるとGT-Rと読めます)。そういう意味でもこの車体全体が「解像度を下げた車」であることが分かります。

次はシンボルコンテンツ「Tokyo Future Tour」というコーナー。

イントロダクション映像を見せられるコーナーを通過すると…

ここに未来のモビリティの提案が一同に集まっています。このコーナーが一番面白いです。

JR東日本 水素ハイブリッド電車HYBARI、同行した息子は鎌倉車両センターからの送り込み輸送も撮影していたそうです。(iPhoneの画面に映ってるのがそれ) ガチ勢か。

三精テクノロジーズの4脚歩行ロボット。乗降時はちゃんとしゃがみますが、それでもちょっと高かったかな…。

男の子ってこういうのが好きなんでしょう?と言われそうなやつ。好きですね。山岳救助用RAV4です。助手席潰してストレッチャーを乗せています。タイヤも普通じゃないですね。

コンパクトな筐体でいかに重いものを持ち上げるかを本気で設計したというスギノマシンのロボット。

スケルトニクス社の外骨格ロボット。僕と握手です。

なんか焼き魚の匂いに釣られてフードロボットコーナーに行ったら、ブレンディのポーションをもらいました。

岩谷技研の宇宙まで行く気球。1名様2,400万円で来年夏に運行開始だそうです。「前澤友作氏よりはるかに安く宇宙に行けます」とのこと。

屋外展示に行ってみます。懐かしのラリー車がずらっと停まっていましたが…

セラのラリー車!?どういうこと!?(個人所有のもののようです)

再び屋内に戻ってカヤバブースの前を通ると、片山右京氏がトークをしていました。

リカちゃん、さすがに関係なくない!?

足も疲れてきたので、最後に見れなかったところを総ざらいに進みます。まずホンダのモトコンパクト。思った以上に小さく、それゆえ収納時はかなりコンパクト。

ただ、車輪が本気で小さいので、電動キックボードと同等の走破性と考えた方が良さそうです。こちらの方が全然安全だと思いますが。

スバルブース。大手メーカーがほぼコンパニオンの女性を廃した中、スバルだけは起用していました。

クラウンスポーツのメインヘッドライトはここです。

トヨタの電気自動車、FT-se。今のトヨタならほぼこのまま出しそう。

センチュリーにペタペタ触れるとかトヨタ太っ腹すぎる。

ダイハツビジョンコペン。普通車サイズのコペンです。全幅1,695mmということで5ナンバー枠に収めたようです。

この手の小型オープン2シーターって体が大きいと乗れないことが多いのですが、ダイハツは比較的大柄体型に寛容なところがあるので、これは乗れるんじゃないか?と期待しています。(マツダロードスターでもちょっときつかったので…)

ちょっと欲しいかもこれ…でもFRらしいじゃないですか。そこはFFで良かったかな…。(FRは運転に神経を使うので。)

しれっとミラが展示! よくこんな個体残ってましたね…。

そんな訳でざっと1日で観られたのはこんなところです。本当はあと1時間くらいは閉場まで余裕があったのですが、足がもう限界。iPhoneの歩数計は19,000歩/約13kmでした。

欧州勢ではメルセデス、BMW、プジョーを見かけましたが、VW/Audi/ポルシェはなし。VWグループにとって日本はもう旨味がなく、マスは中国とインドの市場があれば良いのでしょう。なんならうちの近所のVWも店仕舞いしましたし。

ちょっと辛かったのは、大規模のサプライヤ、いわゆるTier1のサプライヤですね。その最たるものがDENSO。とにかく製品数が多い会社なので中途半端なブースの大きさでは製品展示ができず、今回は「ストーリー」に全振り。ほぼ映像を見せるのみ、現物なしという、一体何のメーカーなのかまったく分からない展示。あれ出展している意味はあるんですかね…。他にも観ている方が困惑するような大規模サプライヤがいくつかありました。

お昼ご飯ですが、昔と比べてあまり難民になることはないと思うので、よく「どこに何があるか」を情報入手した方がいいと思いました。私が入った1Fレストランコーナーの一角の店は、冷たくなったお弁当形式の作り置きカレーを、お釣りが不要な人だけに販売し(お釣りの用意がない)、水の提供もない(有料ドリンクのみ)というハズレの店でした。あと屋外のキッチンカーを優先レーンで購入できる券が500円で売られていたのは驚きました。金で行列を回避というわけですね。でも行列あまりできてなかったですけどね。

総じて、行って良かったと思いました。モビリティショーとしてはまだまだ未来がありそうです。

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