少し前に「ブリヂストン工場製だけどブリヂストンの名を冠していないタイヤ」が発売されました。商品名を「トップラン(TOPRUN)」と言いますが、ブリヂストンではトップランの名称をアルミホイールに使っていました。今回、タイヤにも用途を拡張したようです。
ブリヂストンの名を冠していないのは、どう考えてもブランド保護のためだと思われます。ですがその一方で、アジアンタイヤにパイを奪われるのは面白くなく、こういった商品が出てきたと考えるのが自然です。
流通も限られていて、あまり広くは売られていないようです。「ブリヂストン タイヤ館」を中心とした店舗での取り扱いになるようですが、せっかくブランド隠してるのに取扱店は「ブリヂストンの看板の店」のみなんですね…(笑。
ブリヂストン製のタイヤとしてはとてつもなく安く、私のアウディのサイズ 205/55 R16 で 4本 45,800円の国産タイヤなんか見たことありません(2~3年前の在庫品ならありますけど)。こんな価格で国産タイヤとなればコストを安全性に全振りして、乗り心地、直進安定性、静粛性、ハンドリングなどは二の次と思われます。「止まる・曲がる」という最低限の義務は果たすけれど、それ以上の「エモさ」は削ぎ落とされているのでしょう。
メーカーとしては「あと1年しか乗らないけど変なタイヤは履きたくない」という用途などを想定しているようですが、パッソに履いた「ブリヂストン ニューノ」でもすごいロードノイズがひどくてびっくりした私からすれば TOPRUN はさらに残念な気持ちになるのは明らかです。
あとちょっとしか乗らない車に対して、「あとちょっとだから安いタイヤ」にするか、「最後までその車らしくいて欲しいからちゃんとしたタイヤ」にするかは、もう考え方次第ですね。


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