すげぇなニコン。キスデジを抜いたんだ

「デジタル一眼レフ、ニコンが半期初の首位 D40ヒット」

コンパクトデジカメは「本当に使いやすい大きさと画素数」を無視して、カタログ上の数字競争に走ってしまった。現在のコンパクトデジカメの性能に疑問を感じるユーザがいることは解っていても、コンパクトデジカメの姿をしていたのでは数字競争から逃れることができなかったわけだ。

ウチのツマも自分が撮影するコンパクトデジカメの画質と、俺が30Dで撮影する画質に無視できない大きさがあることに気は付いてしまったようだ。カメラもオーディオと同じ、「上の世界」を知ってしまうと最後である。

高画質なデジカメはフィルム式一眼レフカメラの形をしている必然性は技術的には全くないのだが、カメラと言えばこの形という潜在意識にすり込まれた分かり易いメタファーを取り込んで、コンパクトデジカメに疑問を持つユーザに訴求することに成功した。

1つ憂いを挙げるとすれば、安ければ売れると言うことに気をよくして、安かろう悪かろうな方向に走らないことを祈る。

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