HDR-CX120見てきた

かなり小さいんだけど、使いにくいほど小さいわけではない。グリップや天面はプラスチッキーだけど、塗装面は他のハンディカム同様の塗装膜のようで高級感がある。特に赤色ボディの質感が良かった。子供の目線の引きつける目印としてはこのメタリックな「赤」はなかなかいいんじゃないかな。ただ、液晶内側やグリップ側は黒プラスチック剥き出しなので過度の期待はしないように。

これでハイビジョンなんだから、凄いなぁとは思う。キヤノンの低価格機(HF100やHF11とか)キラーなんじゃないかと思うが、さすがソニーで、ポップなデザインや塗装面の質感ではこちらが上のように思う。

電源は独立したスイッチはあるものの、基本は液晶の開閉に連動させる思想のようだ。レンズカバーが手動なのは惜しかった。撮影するときは気がつくが、閉め忘れは多発するだろう。大きさの問題かコストの問題かは不明だが、もう一工夫欲しいところだ。

変なクレードルとかが付属しないのはいい。あれははっきり言って邪魔なだけだ。

調べてみるとHDR-TG1と中身は同等なものの、現時点の他機種同様、顔認識や自動逆光補正が実装され、動画撮影中に笑顔の静止画が勝手に貯まってゆく、楽しいスマイルシャッター機能もある。(このスマイルシャッター機能はカタログ掲載の子役モデルではピンと来ないと思うけど、自分の子供で試すと本当に幸せな気分になれるのでお勧め。)

TG1よりレンズが引っ込んだ位置にあるので、耐フレア性は少しは高いはず。レンズカバーを閉め忘れてもレンズが引っ込んでるため、すぐに汚れることはないだろう、と前向きに考えてみるテスト。

メモリが内蔵16GB+付属メモステ16GBということで、かなり太っ腹。リアル店舗店頭では10万円近い価格が付いている場合もあるが、ネット通販などでは普通に6万円台である。

「あんまり予算がないんだけど、子供が生まれたので、子供と一緒に出かけるのに苦にならない1台」と相談されたら、真っ先に勧めると思う。あと2.5万円あれば例の裏面照射型CMOSのXR500Vが買えるんだけど、予算は無限じゃないし、故障率の観点ではメモリ記録の方が有利なことも多いし。

また、旦那さんは「こだわりの1台」を使っており、奥さんにそのカメラを持たせるのに抵抗がある(傷つけられたくない、操作が難しい、重い)場合、奥さんの常時携帯用のサブ機にも最適かも知れない。カメラというのは「常に使える状態にある」のが最強で、子供の一番の笑顔は旦那さんが残業している間に見せているかも知れないのだ。

それに、ちょっと前の機種にはない「顔優先記録レート配分」なども付いているので、もしかすると旦那さんの「こだわりの1台」より高画質だったりして。

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