twitterでムスメの読解力のなさを嘆いたところ、様々なアドバイスを頂いた。
ありがとうございます。
いまtwitterのアクティブユーザーって、本を読むことが苦痛でない人たちであることは間違いない。文章をすらすら書けることは、必ず本をすらすら読めることの上に成り立っているからだ。そういった方々からのアドバイスは、いずれも説得力のあるものだった。
その中でも特に私の琴線に触れたのが、「オーディオブック」というキーワード。
読解力を身につけるには、まずは読み聞かせに始まる。
毎日寝入りに読み聞かせ、私も母にずいぶん読んで貰った記憶がある。
しかし私とかツマはどうしても毎日コンスタントに読み聞かせができない。
タイミングが合わないとか、疲れているとか、色々言い訳はあるのだが、ムスメの読解力は正直だ。
だったらプロによる朗読CD「オーディオブック」はどうだろうか。
価格もちょっとした絵本程度だったので、試しに1枚買ってみた。
選んだのは「ラプンツェル」。ムスメが多少なりともストーリーを知っており、ある程度予備知識があった方が、耳に入るだろうと考えたからだ。
いま2日ほど寝入りに聞かせてみたところだが、プロによる朗読は刺激的な体験のようで、ウトウトすることなく「目パッチリ」で聴き入っていた。やはり読み聞かせに飢えていたことを実感した。
これはいい。
子供って栄養で勉強でも、本当に欲しているものには貪欲だよね。
もちろん親子のコミュニケーションが希薄にならないよう配慮は必要だろうけど、私の母が昔、私に読み聞かせしてくれた歳と、私やツマの今の歳は、10歳近く違う。その体力差を埋めるためのツールとして活用させて貰おうと思う。
ただ一点、難があるのは、このCD、各話の終わりに著作権を主張する長めの朗読が入ってしまうのが惜しい。
「違反」「犯罪」「懲役」「罰金刑」などが散りばめられた聞いてる方がどんよりする文章が延々と朗読されるのだ。寝入りの子供に聞かせたくない文章だな。
アスラン・ザラが宮沢賢治を読み上げるだと…!?
コメント
お父さまがMact使いなのですから、一度Macに読み込ませてから聞かせたくないところだけカットしてもう一度CDに書き出せばいいのでは?
パンローリング株式会社の丸山と申します。はじめまして、突然にコメント失礼いたします。
この度は弊社CD『ラプンツェル』をご購入頂きまして誠にありがとうございます。「目パッチリ」のままお子さまにお聴き頂けたということで、嬉しく思いました。
最後の警告文につきましては、今後、童話などお子様向けのタイトルからは外す等、社内検討の後に対応させて頂きたく思います。
貴重なご指摘頂きまして、大変ありがたく思っております。
また、お気付きの点ございましたら、ご教示頂けますと幸いでございます。
長くなってしまいましたが、今後ともお子さまとご一緒にオーディオブックをお楽しみいただければ嬉しく思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
丸山
>>KMさん
確かにその手が!
でも枕元のCD再生機が古いので果たしてCDRがかかるかどうか…(笑
>>丸山様
コメントありがとうございます。
警告文、ほかの大人向けオーディオブックと共通なのですね。
ぜひともご検討頂ければ幸いです。
今日は3トラック目「白雪姫」を聞いて先ほど寝ました。
読み聞かせも体力を結構使うので、助かります。
初めまして。ラプンツェルの朗読を担当いたしました岡崎弥保と申します。お子様が「目パッチリ」で聞いてくださったとあって、本当にもう、あまりにもうれしかったので、書き込んでしまいました。ありがとうございます。
岡崎弥保様
初めまして。まさか朗読されている方からコメントを
頂けるとは思っていませんでした。
うちの子は読書が(マンガですら!)苦手なので、
CDかけたときには「3分で寝るだろう」と高を括って
いたのですが、意外や意外、聞き入るものですね。
子どもを本好きにする灯りが見えてきたように思います。
ありがとうございました。
娘さんおいくつなのでしょう。本を好きになってくれたらとってもうれしいです。
私は大人向けに朗読することが多いのですが、ごくたまに子どもさんが客席にみえると、実は相当あせります。子どもほど正直な反応はありませんものね。
それと、最後の警告文、実は私はけっこう緊張して読んでいます・・・パンローリングさんごめんなさい(笑)。
わざわざお返事ありがとうございました。ご縁、嬉しく思いました。
娘は8歳です。でも本を読む力は6~7歳レベルかも…(汗)
「読み書きそろばん」とよく言われますが、
「聞き」はそれ以前の能力ですからね。まずはそこから
始めなければと…。
警告文、緊張されていたのですか。
確かに…硬いです。(笑)