その後のブラウン

ここのようなモノ系ブログの場合、買う前や買った後は記事を書くけど、買ったら記事にならない製品も間々あり、「その後どうなったか」という話を聞きたいという需要があるようなので、書きます。

720s-4-201204

今回のネタはBraun 720s-4。昨年6月に買い、1年弱使いました。購入当初は毎日ハンドソープを付けて水洗い洗浄をしていたのですが、外刃の着脱機構が毎日の洗浄に耐えられないような気がして、最近は週に1、2回の洗浄になっています。説明書によると水洗い洗浄時は必ずしも刃を外さなくていいようなのでそうしていた時期もあったのですが、内部の端っこの方のヒゲくずは落ちなかったですね。やはり適当な周期で分解洗浄が必要なように思います。洗浄後にはブラウン純正のスプレー式の潤滑剤を吹き付けて軽く拭いています。週1~2回ペースでハンドソープ併用の水洗い洗浄をする限りにおいて、付属の清掃用ブラシを使う必要性は感じませんでした。

キワ剃り刃の裏側の清掃は忘れがちです。しばらく清掃していなかったら、結構汚れていました。毎回でなくとも1~2ヶ月に1回くらいは洗浄した方がいいように思います。

付属のセミハードケースはいかにも欧州製品らしいしっかりした作り、ファスナーの開閉も滑らかで満足度は高いですが、刃の乾燥を促すという理由から刃部のキャップが付属していないため、ヒゲくずが溜まった状態でセミハードケースで運搬するとそれなりにヒゲくずはこぼれます。運搬時は軽くヒゲくずを落としてからの方がいいでしょう。

私のヒゲがさほど濃くないということもありますが、バッテリーは2週間以上は持ちます。リチウムイオンバッテリーを使用しているので、バッテリーの残容量が少なくなっても刃の振動数がさほど低下しないのがいいですね。いままでヘタったニッケル水素バッテリーのシェーバーを使っていたのがいかにストレスだったのかを実感しました。

そり味はさすがに初期性能のような「撫でるだけでゾゾゾゾと剃れる」というレベルではありませんが、不満のないレベルでキッチリ剃り上げます。外刃と内刃が分解不可なので、分解清掃時に逆に取り付けてしまい刃同士の「アタリ」を台無しにすることがなく、性能が高いレベルで長期間維持できているようです。それと、網刃形状や開口率の問題だと思いますが、以前と比べてそり残し、特にアゴの下にピョンと1本だけ生えているようなそり残しをする確率がゼロになりました。素晴らしいですね。

この製品の刃の寿命は外刃内刃セットで1年半なので、今年年末か来年年始頃に刃を交換することになると思います。満足度の高い1台でした。

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