リラックマのような考えでスラックス

夏の通勤用のスラックスを出す。四本出てきた。昨年仕舞ったときに何本あったかは覚えていない。たまにシーズンも終わりになってから出し忘れていたもう一本が出てきたりして残念感を覚えることがあるが、本当に四本しかないようだ。

四本でもまぁ事足りるのだが、平均でシーズンに一本は破けてるので、選択肢の多いシーズンインの今の時期に買っておくことにした。

aoki_slacks

会社用スラックスは専らAOKIのお世話になっているが、正直、AOKIの価格表示には納得していない。だが品質と品揃えと店舗の近さで消去法で選んでいる。

そもそも何本買うか。AOKIの主力のスラックスは7,900円である。二本買うと二本目が二千円引き、三本買えば三本目はサービスというルール。各々の価格が異なる場合は、一番安いものが三本目サービスの対象となる。

すなわち、すべて1本7,900円とした場合、

1本=7,900円、2本=13,800円、3本=15,800円

となる。
しかし実際はこれだけでは済まない。
「裾上げ(420円)」と寿命を延ばすための「股間の当て布(大:1,260円)」が必要だからだ。
これを含めると、総価格は以下のようになる。

1本=9,580円、2本=17,160円、3本=20,840円。

吊しプライス7,900円のスラックス、しかも3本目無料サービス、と言う言葉から受ける印象と少し乖離していないだろうか?

私自身はこの価格体系にはもう慣れてしまったので、「裾上げ、当て布」するのであれば、「3本目無料」は「3本目3千円引き」くらいに心の中で読み替えているのだが、慣れていなければいざレジの時に「高いなぁ」と思うだろう。

1本はさすがに割高だとしても、2本か3本かで悩むところだが、+3,700円で3本目が手に入るなら3本かなぁと思い、今回も3本買うことにする。

次にその3本の選び方。
まずウエスト基準で選ぶと20種類くらい選択肢がある。そこに私が購入する時の条件である「紺系で膝当て裏地付き」となると4種類くらいに絞られる。その中から1着を選び裾上げの位置合わせをして「コレと同じものをあと2本」と注文する。裾上げ含め、翌週末には手に入る。

少し前までは店頭在庫の中からベスト3を見繕って買っていたが、そうするとその中に必ず「お気に入り」と「そうでないもの」が出てきてしまう。だとすれば「一番気に入ったもの3本」の方が合理的というわけだ。

店員にも「制服みたいなものですね」と言われたが本当にその通りで、リラックマやオバQのように同じものを何着も持ってるのは世話がなくていい。ワイシャツやネクタイと違って他の人には見分けが付きにくいし。


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