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劇場公開から約1年、「コクリコ坂から」のブルーレイがAmazonから届きました…って発売は明日なんですね。Amazonがフライングするなんて珍しい。私が購入したのは「横浜特装版」という、追加ディスクと簡単なガイドマップ、お守りがついたバージョンです。追加ディスクはDVDであることが多い中、これはちゃんとブルーレイでいいですね。お守りはどうしていいやら…。
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今週ブルーレイが発売になる中、横浜市ではコクリコでもうひと盛りあがりしようという動きがあります。赤レンガ倉庫での「コクリコ坂から展」があったり、駅で上の写真のようなKDDI協賛の観光パンフレットを配布していたりします。配布場所は「市内観光案内所・スタンプラリーポイント・交通事業者・市内観光施設・市内公共施設・首都圏大型書店・ジブリグッズショップ」で、部数は10万部だそうです。
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サイズはA4。中とじ冊子ではなく、折りたたまれているものです。どんどん広げていくと…
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最終的にはA1サイズまで広がり、結構場所を食いますが(笑、 実はブルーレイの「横浜特装版」に付属するガイドマップはこれと同じような主旨のサブセット版のような内容っだったりします。
さて、肝心のブルーレイの映画の方ですが、今回もPHL(パナソニックハリウッド研究所)の 柏木吉一郎氏の名前がクレジットされる安心の高画質。本編に没入できます。ただ、この地味なストーリーをどう捉えるかは難しいところで、一見当時の横浜を緻密に再現しているようで、実はツッコミどころ満載、カタルシスが強いわけでもないし、腹黒い人が暗躍することもない。
世の中こんな綺麗に流れていることばかりではないだろう…と思いつつも、心臓バクバク、喉カラカラならいいってものでもないよねと思うわけです。日常のちょっとした出来事、ちょっとだけドキドキして、ちょっとだけ感動して、ちょっとだけ傷ついて…それらのエピソードを丁寧に繋げて昭和の一時代を描く。こういう淡々とした流れで見せ切ってしまうのも、ジブリなんですよね。自分は好きです、この映画。
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