少し前から小4の上の子が学校で電池やモーターを扱うようになったので、家でも乾電池やらマブチモーターを預けていたのですが、モーターについてはもう少し詳しい動作原理の理解が必要だろうと考え、キットを買ってみました。
類似品に学研が出しているものがありますが、シンプルにモーターの中身が見える、この大和科学教材研究所製を選択。箱は本当に小さくて、正面寸法はiPhoneの半分ほどです。
箱を開けるとびっくり箱のように細かい部品がギュウギュウに詰められています。私が買った店では組立説明書は箱の中ではなく別添えでした。学校で大量配布する際の利便性と見やすさのバランスを取ったのだと思います。
完成。小4女子にはさすがに難しかったようで、ほとんど私が作りました。私が作っても所要は40分以上はかかりました。エナメル線の被覆を剥くのが面倒なので、一応紙ヤスリはついていますが、もっと大判の自前の紙ヤスリがあると組立効率がアップすると思います。また、3つのコイルにエナメル線を巻いているうちにどのコイルからどのエナメル線が出ているのか解らなくなりがちですが、各コイルから出るエナメル線とブラシに接触する電極の接続を誤ると全く回りませんので注意が必要です。
早速回してみましょう。電源は単1電池×1本です。
うん、いいぞ。いかにもモーターって音だ。ブラシが焼ける匂いがまたいい。
学校によっては夏休みの自由研究のベースにもなり得るのでしょうか?
本当は子供が自分の手で作れればいいのでしょうが、難易度は高いですね。たぶん大人でも一発完動させられる率は7割くらいではないでしょうか。ただ、なぜ回らないのか、というところを追求できれば、それはそれで立派な勉強ですね。
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コメント
はじめまして。
このモータキット、懐かしいです。
小4のとき工作クラブで作りましたが、線をきっちり巻くのが難しく、マグネットに当たって回りませんでした。
持って帰ると工業高校出の親父になぜか烈火のごとく怒られ、泣く泣く巻き直した思い出があります。
上手く回ると嬉しいんですよね。
はじめまして。
いや、これ難易度高いですって!(笑
私も失敗するかと思いましたもん。
お父様、烈火のごとくwww