花のズボラ飯

Amazonのレビューが賛否両論だったのであえて読まなかったのですが、ドラマが始まる前にやっぱり読んでおこうという心境で、私も読んでみました。

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但し、紙版ではなく、電子版です。
いやもう、本当に住む場所がなくなってきているので、電子版で買える物は極力電子版で買います。「BookLive!」というiOSデバイス対応のストアで売っているようだったので、そこから買ってみました。

ただ、買うのにチョット難儀したんです。

まずiPad/iPhoneに対応した「BookLive! Reader」というアプリをインストールするのですが、それを起動しても一向にストア画面が出てきません。MacからWebサイトにある「iPad」向けのチュートリアルを読んでも、どうも微妙に画面が違う。「ストア」なんてボタンは出てこないし…

と思ったら、「BookLive! Reader」からは買えないんですね(笑

普通にSafariを起動して、BookLive!のサイトから買うと、「BookLive! Reader」で読めるようになるという。変に「BookLive! Reader」とBookLive!のWebサイトのデザインが統一されているために生まれた勘違い。ホント10分くらい悩みましたよ…。BookLive!にIDとパスワード設定させるから、そこから買えると思っちゃうじゃん…。(IDとパスワードはあくまで購入済みのコンテンツのダウンロードに使用します。)

さて、肝心のストーリーは…さすが基本自宅メシだけあって、話の広がりに限界があるというか…まだ1巻の7割くらいまで読んだところですが、実はちょっと飽きてきました(笑 3日目のカレーが美味しいところを語られても、「そりゃそうだろう」としか感想がないというか。チャーハンの米に卵を予め混ぜておく作り方はある程度のレベルには達するけど一線は越えられないというか、ふりかけご飯が美味しいと言われても、学生食堂すら行けずにふりかけご飯とパンの耳で凌いでいた昔の自分に涙してしまうというか…。

たぶん私がこの作品についてイマイチ盛り上がれないのは、私が昔、花と同じような食事をずいぶんしてきたので、それが「話を蒸し返される」感に繋がって共感の接点が少ない上のと、私自身が積極的に台所に立つ人なので、井之頭五郎ほどは美味いものは知らないけど、ハナコよりは美味いものを知っている…というところに起因するのかも知れません。「孤独のグルメ」と原作者同じなのに、不思議だなぁ。

ただ、2巻では新展開を見せるという噂も聞くので(そうなの?)、とりあえずは読み進めたいと思います。とても30歳の主婦とは思えないオヤジギャグ満載だし。

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注:ハナコさん設定上30歳です。中学生ではないです。そういや30歳と言えば

しかし夫の「ゴロ」さんは、どうして新婚の主婦を置いて単身赴任しているんでしょうか。専業主婦で子供がいないなら、ハナコも一緒に赴任先に行けばいいのに…。家が持ち家で手放せないとか、ハナコのご両親が要介護でそばに住む必要があるとか、そういった事情でしょうか。本屋のパートが辞められないとか。

作画の水沢悦子さんは…他のペンネームもお持ちのようですが…うん、まぁ、…なるほど。

しかし、Amazonのレビューにあった、

>「花のズボラ飯」と言うよりは「ズボラな花」という内容です

というレビューには、深く納得してしまいました。

確かに賛否両論分かれる気もします。スクリーントーンをもっと多用するだけでずいぶん違う絵になると思うんですが、あまり使わないのが水沢悦子さんの絵の味なんでしょうしねぇ。

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