結論から言えば、黄ばんでいる上にシミもあります。
以前iPhone 3GS: 液晶は黄ばんでいるのか?という記事を書きましたが、それによると3Gより3GSの方が黄ばんでいました。今回3GSと4を比較したところ、4はさらに黄色いという結果に。
左がiPhone 4です。色も違いますが、横画面にしたときの画角(表示範囲)がそもそも違います。4は写真の上下が切れています。画角は3GS(iPhone OS 3)の仕様の方が好きだったなぁ。
色ですが、黒の締まりが全然違うんですね。iPhone4の方が黒がちゃんと黒い。これだけハイコントラストになったら、同じ絵を出せってほうが無茶です。
左がiPhone 4です。輝度を変えても色の傾向は変わりませんでした。
解像度比較。これは圧倒的ですね。左がiPhone 4です。でもこれくらいの差かと言われればそんなものです。ここ2~3年のガラケーにもこれに近い解像度の機種はあります。
さてこれは一番センセーショナルでないかと思われる黄色いシミ。縦位置にした際の画面下部なんですが、黄色いシミが見えますか? 見えにくい方のために画像処理してみます。次の写真。
意図的にコントラストを上げてみました。かなり意地悪なことをしていますが、黄色いシミの位置が解りやすくなったかと思います。まぁこの位置には大抵のアプリでメニューが来たりするし、普通に写真を全画面で表示しても気がつきにくいので、実使用上は問題ないです。メニューを表示したときに、そういう目で見れば、「ん?」と思うくらいです。
この症状はiMac 27インチにも多かれ少なかれあったので、たぶん気になる人はすごく気になって何回も繰り返し交換してもらったりするネタになるんでしょうが、交換のタマも豊富にあるわけではありませんし、交換に出向く時間ももったいないので、私は気にしないことにします。
導光板とか、光学シートとか、エッジライトLEDの組み付けとか、筐体が薄くなると色々難しい問題が出るので、このあたりが今の技術限界なのでしょう。上の「サウンド」設定画面ではシミは全然解らないですよね?それくらいのものです。
コメント
APPLE LINKAGE から
Engadgetでは、「iPhone 4」のスクリーンにあった黄色いシミが消えたという報告がMac Rumorsのフォーラムに寄せられていると伝えています。これについてAppleInsiderのフォーラムでは、Appleはガラスの接着に「Organofunctional Silane Z-6011」という接着剤を使用しており、Apple(Foxconn)は蒸発過程が完了しないうちに出荷しているようで、1~2日間使用すれば、蒸発過程が完了し、黄色いシミが消えるという情報が投稿されています。
だそうです。
iPhone羨ましいです~
黄ばみに付いてはココにも
http://japanese.engadget.com/2010/06/24/iphone-4-yphone/
黄ばんでるんじゃなくて
パネルネイティブの色温度が違うんですよー。
3G (9300kか、もうちと高い)
3GS(7000kジャスト)
4(6500kまで下げた? 買うたら測ります)
記載内容修正します。
先ほど後輩の3Gを測定させてもらいました。
3Gも7000kでしたが
少し青に回ってる様です。
色温度かえずに白を修正したのが
3GSという感じでしょうか。
誤報スミマセン
>>匿名さん、名無しさん(?)
まぁ確かに1日経ったら薄くなったような気はします。
が、完全に消えてはいないですね。
つかディスプレイ全体が少し緑っぽいような…
>>zxzxさん
情報ありがとうございます。
4は色温度が下がっている上に少し緑かぶりですね…