200系には１回しか乗ったことがない。
1988年の大学受験で、山形大学に行くのに乗ったのが唯一の乗車体験。「テーブルに立てたペンが倒れない」と聞いていたので、試してみた。場所は大宮の前後だったように記憶している。まず聞いたとおりテーブルに立ててみた。数十秒で倒れた。テーブルの剛性が不足しているのかとも思い、窓枠のところに立ててみた。やはり数十秒で倒れた。何秒立っていることをもって「立った」と定義するのかは不明だが、「倒れるじゃん」というのが当時の私の感想だった。
おそらく電車としては驚異的に揺れが少なかったのだろうとは思うが、いかんせん当時の私は電車乗車経験というものがあまりなく、東北新幹線の揺れが少ないのかどうかはペンを立てる以外に知る術はなかった。肝心の山形大学受験と言えば、米沢駅に貼ってあった音無響子さんのポスターに目を奪われ、1Fが雪で半分埋まっている宿に見ず知らずの受験生と相部屋で一泊し、試験に勝つように「とんかつ」が夕食にでたところまでは覚えているのだが、肝心の試験のことはあまり覚えていない。結果は察して欲しい。
話が逸れたがその200系、引退が平日なのであいにく子供（鉄）を連れて最終列車を見に行くことはできないが、きっと駅のホームは凄いことになるのだろう。また混雑したホームでYouTubeネタになるような問題が起きないことを祈りつつ。
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