アンダリゾート伊豆高原

昨年のお盆休みに行った「アンダ別邸 伊豆一碧湖」がなかなか良かったので、今年は別邸でない方の「アンダリゾート伊豆高原」に行ってみました。



バリ島風味であることが特徴のアンダグループの主力施設。伊豆高原駅から徒歩10分ほど、渋滞することで有名な国道135号沿いにあるリゾートホテルですが、喧騒に晒されることはありません。うまい具合に林で隔離されています。春先に参加した「プラレール号で行く、でんしゃ祭りの旅」の目的地も伊豆高原駅だったので、半年で2回もこの辺を訪れたことになりますが、巡回コースがかぶらずに既視感を感じなかったのは幸いでした。



ウエルカムドリンクならぬ、ウエルカム流しそうめんサービス。別にホテルの責任ではありませんが、流しそうめんって、多数の他人で同時につつくと、やはり衛生的に宜しくないなぁと思いました(笑



このホテルというかアンダグループのホテルに一貫した特徴ですが、ある程度の高めの料金設定にして、その代わりホテル内のあらゆるサービスが無料という仕組みになっています。食事時のドリンク(数十種類のお酒が飲み放題)、施設内の遊戯施設、ダーツなどのゲーム、卓球、ドクターフィッシュ、カラオケ(要予約)、個室露天風呂(要予約)、深夜のバー(!)などもすべて宿泊料金に含まれます。ソフトドリンクもアイスキャンディーも滞在中飲み放題、食べ放題です。滞在中は1日3kg太ると感想を書いている方を見かけましたが、まさにその通りです。まぁ遊戯施設で運動すればいいんですけどね(笑

有料なのは、食事時の一部のお酒と、マッサージ、それとお土産…(あと岩盤浴もだったかな…?)くらいだったはずです。



別棟の新館の屋上はパノラマ展望台。これがここ2日ほどで2,940RTされた(驚)、「35℃とか40℃ってレベルじゃねーぞ!」展望台の案内パネルです(笑。



その展望台。明るい間はこういう感じに大室山が見えたり、反対側を振り返ると海が見えたりしますが、本当に価値があるのは深夜。ここにミニバーが設営され、寝転がって星空を眺めながらお酒が飲めます。間違いなく寝そうです(笑 ただ、ご覧の通り山奥と言うほどでもないので、カメラで長時間露光しても撮影できる星空は横浜の田舎の方と大差なく、群馬や茨城、栃木の山奥ほど星は沢山は写りません。



廊下にさりげなくWiiとWii Uが設置されているのには驚きましたね…もちろんフリープレイ、宿泊料金に含まれます。テレビの向こうのには海が見えます。ちょっと目が疲れますが、海をバックにゲームしたことなんかありません(笑





夕食時には「誕生月」の方をお祝いするキャンドルサービス&花火が。特に花火、いいタイミングでテラスの窓際で点火するなぁ!と感心していたのですが、スタッフによる人力でした!(笑 窓の外に花火を手にした危険を顧みないスタッフが踊っているのが見えますでしょうか?

ここの食事はちょっとアバンギャルドな感じで、フランス料理を軸にしながら、焼きたてのパンと刺身が交互に出てきたり、小学生にも大人と同じメニューが情け容赦なく出てきたり(笑 つまり小食な子供が2人いると、パパは1.5~2.5人前くらい食べることになります。(残せよ
しかもメインディッシュのお肉がおかわり自由とか、どうなってるんですか!(笑

鯛のバナナの皮の包み焼きが出てきたときは戦慄しました。30cmはあろうかという鯛、2人で1匹ですよ…。4人で2匹…いったいどれほど私は鯛を食べたことか…。



食後はチェックイン時に予約したカラオケへ。ムスコ&ムスメ、カラオケ初体験。すごく気に入ったようです。これはシダックスに入り浸るフラグか…?



昨年宿泊した「別邸 一碧湖」と比較すると、やや部屋の作りが単純だったり、部屋のお風呂/トイレ/洗面台がビジネスホテルのように一体構造で、お風呂にテレビがない(普通ないですが、別邸はあるんです(笑))など、施設の古さを感じますが、それでも別邸ではない「本宅」の規模感が生むゆとりと言いますか、施設の豊富さはこちらの方が上です。元々施設が古くても「バリ島風味」のデコレーションがされているので古さを感じにくい巧みなデザインはよく考えたものだと思います。「泊まるだけ」ならやや安価に泊まれる「別邸」でも良いと思いますが、施設を目一杯利用するならこちらの方がよいように感じました。でも別邸の部屋のクオリティは一枚上手だったなぁ…。この夏には3件目となる「プライベートリゾート・アンダ倶楽部/伊豆東大室」もオープンしたので、次に行く機会があればそっちも試してみたいところ。

個人的にちょっと残念だったのはマットレスが薄手すぎて私の体重では若干底付き感があったことですね。別邸の洋室のマットレスだとそういうことはないのですが、最近は安価なビジネスホテルでも「シモンズ」クラスのマットレスを採用している場合があるので、ここの部屋の作りのように板の間に直接敷くタイプのマットレスであれば、もう少しクッション厚を奢って欲しいように感じました。でもこれは巨漢ゆえの感想だと思います。

そうそう、スタッフの質を抜きにはこの宿は語れませんね。全員ディズニーランドで軽く修行したんじゃないの?というくらい、ホテルのスタッフというよりは、エンターテインメント施設のスタッフのような対応が印象的。フロントからウエイターから花火師まで「何でもやる」人材が求められているように思えます。しかしその一方でそのテンションはチェックインから夜半までで、朝からチェックアウトの時間まではスタッフのシフトの関係で人が変わるからなのか、一気にスタッフが冷静になるのに軽く驚きます(笑 やはりチェックアウト時にお金を扱うからでしょうか。

ここはリピーターが多いのも頷けます。特に子供が小さいとか、カップルの場合には、いいですね。
なお写真のカエル(ピクルス)は宿泊プランに含まれません(ぉ

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