CEATECを前にして色々出てきました。
ソニーのウオークマンもモデルチェンジ。
まずハイエンドモデルのZX1。128GBの単一容量、ヘッドホン付属せず、そして実売価格75,000円などなかなかストイックな仕様。携帯機としては大型の高音質コンデンサーを筐体内に詰め込んだと聞き、即座に「そしたら薄くできないのでは…」と思いましたが…
その部分が出っ張ってます(笑 いいね!いいよこれ!(笑
薄く収まるように妥協するのではなく、高音質な回路を入れたらこうなったんだ感が溢れていて納得できます。他にもよく見るとヘッドホンジャックコネクタも正面から見ると盛り上がっていたりして、薄さは二の次で各所に高音質に必要な部材を投入したことが解ります。
個人的にはポータブルオーディオには極端な高音質は求めないのでこれを買うことはない(スピーカーから空間にふわっと広がる音場が好きなので)と思いますが、75,000円という価格は一見高価ですが、むしろ単体オーディオと比較するべきなのかも知れません。
次はiPodで言えばtouchに相当するNW-F880シリーズ。前モデルF800シリーズの最大の欠点である(と私が思っていた)側面の「再生、スキップ」の物理ボタンが付きました。が、その形状には少し不満があります。前出のZX1はハイエンドモデルの佇まい故の形状としても、実用マシンである本機ではもう少しブラインド操作できる形状がいいのになぁと思います。
実際、似たようなボタン形状のA860を使っていますが、再生ボタンとスキップボタンを区別するのに3~4秒ほど指先でまさぐらないと解りません。再生ボタンの中央にポッチが付いていますが、あの程度では区別できません。触れて1秒くらいで再生とスキップのボタンが区別が付くような形状にして欲しかったです。
16GBで26,000円スタートというのは、前モデルが16GBで20,000円スタートであることを考慮するとずいぶんポジショニングが上がりました。ライバルのiPod touchの為替レート反映を見た上での価格設定でしょうか。
にしても、これが10月中旬発売で、旧型F805の「まどか☆マギカ」モデルが10月下旬発売なんですよねぇ。映画公開に合わせたハードウエア発売、そしてそれに合わせた生産設備の仕込み、ソニーストアでの事前展示などのスケジュール等々…を線引きしてみればやむにやまれず、というところでしょうが、F880を見て「まどか☆マギカ」モデルの購入意欲が失せた方は多いのではないかと思います。
そして久しぶりのリップスティック型であるNW-M505。こういうのもソニーらしい製品ですよね。おそらくウオークマンロゴの付いた部分のブロックを回転させるとスキップ操作などができるのではないかと思いますが、往年のMDウオークマンのリモコン:
これを彷彿とさせますね。少し太くなったとはいえ、このリモコン部分だけで家中のCDライブラリが持ち歩ける日が来るとはね…そういう感傷にも浸れるモデルにも思えます(笑
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