寝室の蛍光灯が2回連続で思いのほか早く切れてしまったので、そろそろ安定器の寿命かと思い照明器具ごと買い換えることに。蛍光灯かLED化するかは決めていなかったのですが、電気屋に行ったところLEDシーリングライトが現金特価でとても安かったので、1つ買ってみました。
日立のLEC-AH800Bという、調光と調色がついたスタンダードっぽいモデル。選択基準は「価格」と「日本製」。我が家の初LEDシーリングライト。消費電力は42Wで明るさは4,299lm。8畳用。交換前の器具が58Wで5,070lmだったので劇的に省エネというわけでもないし、スペック上は暗くなっているように見えるのですが、LEDは蛍光灯と違って全方位に光を出さないので、下方向に限って言えば多少lm値が小さくても構わないはず。
早速梱包を解いてみます。相変わらず裏側にスポンジが健在。寿命40,000時間を謳っても、このスポンジが加水分解で先にダメになるんじゃないかな…。
梱包箱側の固定用マウント、この真ん中の黒い部品は梱包時以外は使いません。結構コストがかかっています。
ものの数十秒で天井に取り付け完了。写真ではついていませんが、真ん中の配線部分には万が一の延焼防止のカバーがつきます。
この機種では各々のLEDにレンズがついて、光を拡散させる構造が特徴。なお緑色の素子はダミーで、発光しません。おそらく光量違いのモデルと設計を共用するための、LEDの実装個数の調整用と思われます。
カバーと接触するエッジには起毛。虫を入りにくくする設計。コストかかってるなぁ。
試験点灯(最大点灯)。いやぁ結構明るいなぁ。8畳用でも直視は辛い感じ。いや、敢えて直視する必要はありませんが(笑
カバーをつけると素子のツブツブは感じられなくなります。
付属のリモコン。細かい調整はこれで行いますが、壁のスイッチを1秒以内にOFF/ONすることで、リモコンを使わずに「明」「暗」「保安灯」の切替ができます。
リモコンにプリセットされている4つの調光モードはこんな感じ。露出とホワイトバランスを固定して撮影。我が家で一番しっくりきたのは、C「だんらん」でしたたが、このプリセットの中間値も自由に設定できて、しかもそれをプリセットに上書き設定することもできます。
最後に保安灯を点灯したところを。センターから少しズレているのがスッキリしませんが(笑
初めてのLEDライトでしたが、つけて数時間後には光の案配はすっかり馴染んでしまったし、リモコンが邪魔くさいかな?と思っていましたが普段は壁のスイッチだけで操作できるしで、意外と生活にしっくり来ました。防犯用に夜間だけ点灯させるようなプログラムも組めるのもいいですね。蛍光灯の器具が使えるうちは蛍光灯交換で充分(電気代的にもあまり差がない)ですが、蛍光灯の器具ごと交換するような場合は、十分検討に値すると思いました。器具の差額を電気代で元を取るのは大変ですが、蛍光灯用の器具+3~4回蛍光管を交換する分くらいの金額で買えてしまうので、メンテナンスフリーの高機能な照明としてこれはアリですね。実際、店頭で品定めをしている間にも、年末ということもあるかと思いますが飛ぶように売れていました。
ただ、ブルーライトが体にどうなの?というところはよく解っていません。これから様子を見ます。
—
日立 LEDシーリングライトHITACHI LEC-AH800B(Amazon)
コメント