Yosemite 10.10.3「写真」アプリ

MacOS X Yosemite 10.10.3 に含まれる形でリリースされた「写真」アプリ。iPhotoとApertureを見放してまで開発が進められたこのアプリ、どういった出来映えだろうか。早速試してみる。

初回起動すると移行元のライブラリを尋ねられる。iPhoto、Apertureいずれからも移行が可能だ。私の場合iPhotoには17,000枚くらいの写真が入っていたが、そこからの移行には1時間くらいかかった。

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閲覧時は背景を白以外にすることができない。編集時は背景が黒になるが、そこはユーザーに選ばせて欲しいところ。

スクロールは速度優先になった。大量に写真がある状態での、iPhotoのような引っかかりはない。その代わりアルバムやスマートアルバム間の切替時間は時々待たされるようになった。

写真のサムネールの最小サイズが大きくなってしまい、一度に俯瞰できる枚数が減ってしまった。ウインドウを大きくすると最小サムネールサイズも大きくなってしまうのには閉口した。大きなお世話である。

フォトストリームへのアップロード中はウインドウ左上に小さく進捗状況が表示され分かりやすくなった。アップロードは速度も速く、500枚で2~3分ほどだった。一方でダウンロードはとてつもなく時間がかかり、500枚落としてくるのに半日くらいかかりそうな勢いだ。しかしiPhotoのように謎のダウンロード停止が起きるようなことはなく、遅くても少しずつ進んでいるようだ。

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スマートアルバムの動作が若干変わっており、「撮影機種名不明」の写真はiPhotoではスマートアルバムには抽出されなかったが、「写真」アプリでは抽出されるようになってしまったので、iPhotoと同じように動作させるには上の画面のように「カメラ機種が空でない」という条件を付加させる必要がある。

総じて、中身が刷新されているのは動作から分かるが、リリースまでに時間がかかった割には荒削りなアプリで、iPhotoとApertureの終了の代替になるものではない。ここからまたユーザーの意見を取り入れた進化が始まるのだろうが、もうちょっと作り込んでからリリースして欲しかった。

改善して欲しいポイントを列挙すると:

– 最小サムネールサイズのウインドウサイズ連動をやめて欲しい。
– サムネール一覧時の背景色を選ばせて欲しい。
– サムネールの下にファイル名を表示して欲しい。
– 共有フォトストリームのダウンロード時も進捗状況を表示して欲しい。
– サイドバーの行間が広すぎる。

これはアップルにフィードバックしておかねば。

【追記】

その後もう少し使い込んでみて、これはサイドバーを使ってはいけないんじゃないかという結論に達しつつある。サイドバーを使うことで従来のiPhotoからソフトランディングしようとして、かえって墓穴を掘っている気がする。なお初期状態ではサイドバーは非表示だ。

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