針穴写真が1問目! フォトマスター検定1級を受験してきました

フォトマスター検定1級を受けてきました。

今回お知り合いの方で受ける方が多いので、自分もやってみようかなぁと。過去問を見て、まぁこれなら合格するだろうと高をくくっていましたが、今年から「デジカメ」「レタッチ」「フィルム」の3択がなくなったそうで、否が応でも万遍ない知識が求められることに。その代わりと言っては何ですが、「これ手計算でやるのかよ!(電卓持ち込み不可)」的な計算問題は出ませんでした。40代にもなると暗算速度が落ちるので助かります(笑

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私に割り当てられた会場は横浜の金沢。全国152箇所で実施だそうです。
他の受験者に知り合いはいませんでした。

問題は80問で、80分。

1問目から針穴のF値を求める計算問題だったのはのけぞりました(笑 おおぅ、そう来るかと。解答の選択肢が(1)F10, (2)F1.57, (3)F250の三択で、遠藤志岐子さんが針穴写真を撮っている姿からF値が桁違いに大きいことは薄々解っていたので、間違えませんでした。ありがとう遠藤さん。

DCIMフォルダの隣にあるMISCフォルダの用途を問う問題もあったり。
普通そこに意識向かってない(笑

鬼のような計算問題は出ませんでしたが、ISOとSSとF値とNDフィルタの濃さと枚数の要素を全部変化させて同じ露出を得る組み合わせの計算問題が出ました。面倒でした。

帰宅後に自己採点してみましたが、まだオフィシャル解答が出ていないので正確なところは解りませんが、ざっくり間違えたのは以下の5問。

問題11 AEロック後に行えるカメラの操作は?
     (1)SS変更、絞り変更、露出補正 (2)露出補正のみ (3)SS変更、絞り変更
問題32 三脚の、国内機内持ち込みサイズ制限
問題49 ワーキングディスタンスの定義
問題54 星条旗を硫黄島のすり鉢山に掲げる写真でピューリッツァー賞を受賞した写真家
問題75 露光量に対して濃度が増えるのはネガフィルムかリバーサルか

ワーキングディスタンスの定義なんかどうして間違えるんだ俺、って感じです。飛行機には三脚持ち込んだことないので知りません。ピューリッツァー賞受賞写真家は覚えきれません。学生時代も歴史問題は苦手でした。AEロックは個人的に全く使わないので、カメラの挙動が想像できませんでした。言い訳以上。

ただ、問題の作りも雑だなぁと思えるところがあって、たとえば(問題31)で「正しい場合は1,間違っている場合には2を選べ」とあるのに、問題に3択があったり(ぉ、低温に強い電池の方式を選ばせたり(実際はどれも低温に弱い)とか、前者は全員正解にするんでしょうか。

それと、配点と合格ラインが非公開なんですね、この試験。
なんだかなぁという感じですが、試験のプレゼンスを高めるんだったら、雑な問題とかを排除するのは勿論、配点や合格ラインも公開すべきでしょう。それでも合格率が一定なら解りますが、そうでもないので。

過去問と比較すると、例年より簡単だった気がします。
合格ラインは高めになるのかも知れません。
まぁ80問中75問合ってれば、まぁ合格できるでしょう。これで落ちてたら、笑ってください。
受験料もかかったので、それなりに心地よい緊張感で楽しかったです。

1級の上に「EX」というのがあるのですが、確かコンテストへの入賞経験が条件なので、それは取れそうにありません(笑。

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コメント

  1. Jiro より:

    はじめまして
    私も昨日フォトマスター検定受験していました。
    1級の問31ですが、そちらの会場では何の指示もなかったのでしょうか。私の受けた会場でも、私がその問題まで到達した時点では何もなかったので、自分で問題文が変なんですけどと質問したら、本部に問い合わせて、問題がおかしいのでこの問題は回答しなくても全員正解扱いになります、と全員に告知されました

  2. Kumadigital より:

    私が行ったところは運営がお爺さん2人で、受験者も少なかったので、
    そういうことは全くアナウンスされませんでしたし、オカシイと声を
    上げた人もいなかったです(笑

  3. Jiro より:

    そうなんですね。会場によって対応違うのはよろしくないですね。でも、こちらも人数は60人位いましたが運営はやはり2名だけぽかったのでなかなか対応できなかったでしょうね。2級の人も同じ教室で同時に受けているので、そちらの人達には余計なノイズなだけだったことでしょうし。余計な質問せずにスルーしとけばよかったですかね (笑)

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