春先にセールスを受けていたんですが、検討する時間もなく放置していた案件を真面目に検討した結果、電力を東京電力の契約から、東京ガスのギャル語みたいな「ずっとも」契約に変更しました。
これで、年間の電気料が、5,000円ほど浮くはずです。
我が家の電気周りはちょっと特殊で、元々2世帯住宅だったのを1世帯に改造した際に、電力の供給系統は2系統のまま残していました。というのも、東京電力の電気料金は使用量に応じて指数的に単価が上がる仕組みなので、我が家のように家庭にしては電気を多めに使う場合は、契約を2つに分割(電気メーターも2つ付く)した方が安くなることがあります。
一方、ガスは1系統に集約したので、ガスメーターは1つしかありません。東京ガスではこの春から電力自由化に伴い「ずっともプラン」という、電気とガスのおまとめ割引プランを提供していますが、「ガス1契約」に対して「電気2契約」を紐付けることが出来るか?という疑問は当然わきますよね。
結果としては、電気が2系統でも「玄関が1つしかない」など、一定の条件を満たせば電気2契約をガス1契約に紐付けて割引することができるそうです。このあたりは東京ガスのコールセンターでは教えて貰えず、近所のガス屋さんに来てもらってコンサルを受ける必要があります。
しかしながら、我が家の2系統ある電気のうち、2F分については使用量が少なめのため、東京ガスに契約を変更した場合、年間900円の増額になってしまうことが分かりました。このあたりは東京ガスのWebページからシミュレーションできますので試してみれば良いと思います。
しかしながらもう1系統の1F分については年間5,000円ほどの割引になる計算になりましたので、1F分の契約のみ、東京ガスの「ずっともプラン」に切り替えることにしました。
東京ガスの広告によると平均的な家庭で年間約9,000円ほど安くなるはずなのですが、我が家の場合はすでに電力を2系統に分割して最適化していたことで、効果が薄まったものと思われます。
年間総額だと、こうなります:
・東京電力1系統で60A契約だった場合 … 年額16.3万円
・東京電力2系統で30A+40A契約にした場合 … 年額14.9万円(←イマココ)
・電力2系統で、東京ガスの40A+東京電力の30Aにした場合 … 年額14.4万円(←目指す姿)
・電力2系統の両方を東京ガスの60Aにした場合 … 年額14.8万円(参考情報)
・電力2系統を東京ガスの30A+40A契約にした場合 … 年額14.8万円(これも参考情報)
いやぁ最適化をするのは面倒ですが、ちょっと頭を捻って年間5,000円を捻出できるのは大きいです。東京ガスは2年縛りなどがないのがいいですね。
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