少し前のニュースになりますが、AppleがAirMacのチームを解散したというニュースがありました。
「アップル、Wi-Fiルータ「AirPort」の開発チームを解散か」
AirPort(日本では商標の関係でAirMac)はともかく、TimeCapsuleはどうするんでしょうか。個人的にはそちらの方が気がかりです。やはりAppleとしてはiCloudにバックアップを取って欲しいという意向なのでしょうか。しかしiCloudは2TBで2,500円、1年使うとTimeCapsule 2TBが買えてしまいます。おまけにiCloudバックアップは単なるミラーリングで、TimeCapsuleのような世代管理ができません。
そこで白羽の矢が立つのがBuffaloなどのサードパーティから出ているTimeMachine対応NASでしょう。たとえば、Buffalo LS210D0301C は 3TBで1.8万円、これにそこそこの無線ルーターを付けてもTimeCapsule 3TBの6割ほどの値段で買えてしまいます。設置上の見た目がスッキリしないことを除けば、悪くない選択肢です。
Appleは自社製品から「壊れやすい箇所」をことごとく排除してきました。壊れやすい部品を自社製品に抱えていると、どうしても収益を圧迫するからです。今回の「AirPort撤退」も、壊れやすい「HDD」は他社に任せて、自社はもっと美味しい商売がしたい——という意思の表れに思えました。
さて、私の手元のTimeCapsuleも5年目で、エンタープライズ用途だったらもう無条件に予防交換されている年数です。もちろん壊れても今すぐどうこうということはありませんが、最終世代となりそうな現行型TimeCapsuleを買っておくか、あるいは壊れるのを待ってからBuffaloなどに移行するか、悩ましいところです。
コメント
分かります。
私のTimeCapsuleも4年目になりますので。
バックアップはFirewire接続のHDDとで二重に取っているので、
突然死には対応出来ますが、次をどうしようかは悩みます。
ReadyNASいいですよ。
TimeCapsule互換機能
外からアクセス可(webブラウザもしくは専用App)
DLNAサーバ機能
ウイルススキャン
最廉価機種でも2ベイor4ベイ
などなど機能考えると安いです。速度はそれなりですが。
>>まるぼうず さん
悩みますよねー。
vanima.jpさん、
NETGEARは信頼してますけど、RAIDの必要性を感じないんですよね…
「機能、性能だけでないところでAirMacを使っていた人間」なので、四年目に突入したTimeCapsuleを現行型に買い替えました。
iMacをMacBookPro Late 2016に買い替えたので、iPhone、iPadと共に無線環境を11acに揃えたかったと言うのも後押ししました。
後はNASを導入してTimeCapsuleに接続し、外部ストレージを無線化する予定です。
私もTC買いました!あとで記事書きます。