MacOS High Sierra と iOS11

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自宅メイン機のiMac、サブ機のMacBookPro、自分用のiPhoneだけを HighSierraとiOS11にアップデートしました。iPhoneは7なのでデフォルトの画像フォーマットはHEIF(ひーふ)になって、MacBookProはSSDモデルなのでストレージフォーマットがApple File System(APFS)に勝手に変換されましたが、特に何が起きたということもなく。

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おお、本当に勝手にAPFSになっとる…
しかしインターネット経由で降ってきたソフトで、メインのストレージのファイルシステムが有無を言わさず勝手に変更されるという時代というのは、何というか隔世の感がありますね。

iMac(Late 2012)の方はFusion Driveなのでファイルシステムは変更されるということはなく、変化点といえば画面のフォントのアンチエイリアスの挙動が不安定になったなぁ…という印象。たぶんチューニングで速くなっているんだと思いますが、5年前のマシンとは言え元々Core i7/3.4GHzなのでそんなに遅いということもなく、「MacOSは2年前からメンテナンスモード」と言われるのも分かる気がします。

iPhoneの方は進化の度合いが大きいようで、明らかに速くなった感じがします。ベンチマークを取ってみると遅くなったという話も聞きますが、本当にベンチが遅くなったのなら、その分UIの反応にリソースを投入しているということはないでしょうか?

一方でやるときはやるApple、今回もやってくれました。まさかのJPEG切り。世界で最も普及しているカメラ「iPhone」の標準画像フォーマットを劇的に進化させやがりました(困惑
Appleのやることって先進的かつ急すぎて、まるで300馬力のクルマで全開加速されたように肉体に対して精神が置いて行かれるような感覚を覚えることがあるのですが、今回もまさにそう。JPEGを切るなんて。

おもいでばこブログ|iPhone(iOS11)の写真フォーマットはJPEGからHEIFへ。仕様&元に戻す方法より:

iPhoneのHEIFは、1枚の画像がそのまま納められているのではなく、その画像を分割しピース化したもの(=「画像のかけら」)が48分割されてHEVCストリームとして格納されていることが判明しました。それぞれの「画像のかけら」は、512×512ドットの正方形サイズとなっていて、それらの「画像のかけら」をどういう風に並べてつなげるか、といった情報がHEIFデータ内で定義されています。

へぇー。他にもいろいろ面白いことが書いてあるので、技術屋さんは読んでみてください。

もっとも、この画像新フォーマット、従来に対してファイルサイズが小さいので、iCloudなどを運営するAppleデータセンターを増強したのと同じ効果があると思うんですよね。毎秒何万枚?とアップロードされる「フォトストリーム」のファイルサイズが半分になるだけで、どれだけの設備投資に匹敵する効果があるのかと。

また使い込むと色々あると思いますが、とりあえず気になったのは「iOS11でLINEの通知が全然来なくなって夫婦関係に支障をきたしている」ということくらいでしょうか。

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