2019春アニメ

4月開始の春アニメで目に付いたもの。3つ中2つが野球ですが。


「ダイヤのA(エース)act II」
オープニング:GRAY 「はじまりのうた」

野球アニメって久しぶりに見た気がしますが、豊かな彩色、生き生きとしたキャラクターデザイン、そして丁寧な(特に投球シーンの)カメラワークに目を奪われました。OPの主人公のアップから振り返るシーンはイケメン過ぎて「これ、どのガンダム00のパイロット?」と一瞬思いましたが(笑
主人公のチームが意味もなく強豪でないのもいいですね。ちゃんと努力してると。

GLAYの新曲も爽やかでいい感じです。ただ、さすがはGLAYと言うべきか、「テレビサイズ」の楽曲をまず販売して、フルサイズの曲は後日発売という、二重取り作戦のようです。これは宜しくないですね。


「MIX」
オープニング:sumika「イコール」
こちらも野球アニメ。というか、あだち充原作「タッチ」の続編です。OPの歌詞にも「タッチ」だの「南風」だの出てきてオールドファン泣かせです。あだち充アニメを今の技術で作るとこうなるのか、というのが見られて感無量。ただ、あだち充の「間」の文化は、今の時代には受け入れられないだろうなぁとは思います。あだち充氏も68歳と言うことで、「MIX」という「今までの要素全部入り」を意味するタイトルには集大成という感じも受けます。

なお上の予告編でも分かるとおり、ナレーションは全編「朝倉 南」です。

OP曲の「イコール」はsumikaの最新アルバムにも収録されておらず、シングルリリースの予定も公開されていないという、ちょっと大丈夫ですか…?という展開。


「みだらな青ちゃんは勉強ができない」
オープニング:エドガー・サリヴァン 「WONDERFUL WONDER」

青ちゃんがバカなのではなく、青ちゃんは秀才なのですが、様々なトラブルに巻き込まれて勉強に集中できないという話。青ちゃんのお父さんが「らんま1/2」の「八宝斎」を彷彿とさせるとのことでたいへん不評ですが、激しく同意です。

OPを歌うエドガー・サリヴァンというユニットは初めて聴きましたが、いいですねこれ。上に張ったPVは2度ほど大きくパンするときのローリング歪みが気になってしょうがないですが(笑)。

アニメ本編のOP映像は一瞬「あの花」を彷彿とさせるスタイリッシュな始まり方なのですが、その後すぐそのスタイリッシュさがフェイクであることが分かります。でもその落差…特にOPで彼に手を差し出す青ちゃんの床面が…という意外な展開に惹かれました。

まだちょっと全部は見切れていないので他にも気になるものがでるかも知れませんが、現在のところはこんなところです。

あ、あと先期のアニメですが、タツノコプロ55周年企画オリジナル作品「エガオノダイカ」はなかなか良かったです。惑星移民した人類が、移民した当時の技術も記憶も薄らいできた中で始まった戦争の決着点を探す幼女(王女)のお話しです。敵味方とも悪い人がいないのに両者で戦争をやっているので、戦争の辛さが際立ちます。幼女(王女)が稚拙なばかりに国民に多大な犠牲が出てしまうシーンとかもきついですね。ただ、そのあと彼女は猛勉強をして戦術を身につけるのですが。

最終決戦兵器(兵器ではないか)が、近年北朝鮮との間で話題になったアレ(そんな攻撃方法があるのかというアレ)に近似している、というのも今風ですね。


オープニング:Chiho feat. majiko「エガオノカナタ」

うん、いまどきの王道のアニソンですね。いい曲です。

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