PASSOの室内灯はフロントに付いているだけで、リア席にもラゲッジルームにもないので、実際に不便なことが多いラゲッジルームランプの方を追加してみました。
単に照明を付けるだけなら2,3千円でLEDが売られていますが、数年経って不点灯になるのも面倒なので、ディーラーが施工するのであれば5年保証が付くトヨタ純正パーツを入手して取り付けました。
以前リアスピーカーを取り付けた際に後席ドアまでハーネスが来ていたことと、パッソも最上位モデルにはラゲージランプが装備されていることから、今回も「ラゲージにランプ用の専用ハーネスは来ているのだろう」という予測の元注文したのですが、届いたパーツを見てびっくり。やたら長いケーブル。これはどこか遠いところから延々と配線を引っ張ってこないといけないやつです。付属の施工説明書を見ても「ナビとスピードメーターを外せ」などとあり、この時点でかなり心が折れましたが、これをディーラーに頼むと工賃だけで1万円以上(標準作業時間1.2時間)なので、意を決してやります。
配線は助手席足元のECUコネクタに接続します。
それをナビの裏、スピードメーターの裏を経由して運転席側のサイドシルに回すという超面倒くさい仕様。
配線を助手席側のサイドシルに回していけばもっと工事が小規模で済む気もしますが、おそらく助手席側には配線が通っておらず、ランプのケーブルを固定する場所がないんでしょうね。悪あがきせずに説明書通りに内張を外してゆきます。
トランクも内張を剥がします。
さて、一通り内張が剥がれたところで、ECUコネクタにランプの配線を取り付けます。どれだか分かりませんね(笑。あまり好きではない、接触不良や断線が心配なエレクトロタップによる分岐です。まぁトヨタ純正品なので大丈夫でしょうけど。
説明書にはバッテリーを外して施工するように指示されていましたが、面倒なので活線工事。ECUに接続した段階で発光テストをします。バックドア開閉に連動して点灯すればOK。
配線を固定してゆきます。
トランクルーム内張の加工。穴開け部には既にプレスラインが入っているので、それに沿ってカッターで穴開けをします。簡単に切れます。
開けた穴にLEDモジュールを取り付けたところ。LEDモジュールの配線は30cmくらいのところでコネクタになっているので、こうしてクルマから離れた場所で作業できます。
内張を元に戻して完成。所要3時間でした。標準作業時間1.2時間なんですけどねー。
このLEDについて、家族の評判は「見やすくなった」と上々でした。あと不満なのは後席ランプですが、それに関しては純正品はどうも「ドア連動式」というだけであって、任意にON/OFFできないっぽいんですよね。それは不便すぎるのでは…。
最後に、施工に当たってのパッソの内装ですが、思ったより外しやすかったです。取り付けるときも本当に自然にパチパチと組んでいくだけです。部品を捻りながらとかいうところはほとんどありません。ダイハツの設計の上手さもあるのでしょうが、そもそも安価なクルマは内装の固定方法も簡単ですね。
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