ここが不思議だよFujiのX-T30

X-T30ですが、いかにも少人数で開発してるんだろうなぁ…と感じるところが多々あります。私がキヤノンやソニーに飼い慣らされていたせいもあるんでしょうが、荒削りなところが目に付いてしまいます。

まず箱から出して最初に驚くのはレンズの取り付け指標。

色は揃っていますが形状が揃っていません。キヤノンはRF/EF/EF-S/EF-Mマウントの4種類でそれぞれ色と形状を分けて、レンズ側とボディ側では色と形状を一致させています。フジは「赤けりゃ分かるだろ」的なところに孤高感があります。

 

次の洗礼、ボディキャップとレンズリアキャップがロックできません。2つを組んでおくとカバンの中でホコリよけになっていいんですけど、細かいところは気にするな的な。他社が特許でも持ってるんでしょうか。

 

画面周りではAFロックが「AFL」なのに、AEロックが「EL」なのが気になります。Aはどこいった。取説ではAFロック、AEロックと表記があるにもかかわらず、画面上はこう。どういう信念か。

 

ボディに「S」が2カ所あります。取扱説明時に混乱の元になるので、キヤノンやソニーではあり得ないです。サポートセンターの刻の涙が見えます。

 

物理的なシャッター速度ダイヤルも謎ですね。ここでシャッター速度を合わせていても、親指のところのダイヤルで便利にシャッター速度を変更できてしまいます。すなわち、ボディ上部でけっこう大きな面積を取っているシャッター速度ダイヤルは、電源ON時の初期値を決めるダイヤルでしかないという訳です。いや、便利だと思いますが、上面の大きいダイヤルの存在意義は…?

あとは設定メニューのどんな深いところにいても、メニュー画面を抜けてしまうといた場所を忘れてしまうのは地味に面倒ですね。設定値を弄りながら試行錯誤したいときにとても苦労します。

まぁでも、カメラですから、冷蔵庫や洗濯機やテレビと違って、使いやすければいいという性質のものではないので、荒削りでも「味」として良いのでしょう。「変態」が褒め言葉の世界ですしね。もしかすると連綿と続いてきたフジのユーザーインターフェースの歴史に基づいているのかも知れませんし。

でも、もう一段メジャーなポジションを目指したいなら、こういう「一貫した操作性」や「哲学」のようなところはブラッシュアップすべきと思いますけどね。

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