RFマウントの発表以降、変態商品を次々にリリースしてサードパーティの出る幕をなくしているキヤノンですが、またなんか出ました。フルサイズ用レンズを小さいセンサーのカメラで使うための縮小光学系マウントアダプタ「EF-EOS R 0.71x」です。
そもそもと言えば同時に出たRFマウントベースのシネマEOS「EOS C70」に搭載されているスーパー35mm(ほぼAPS-Cサイズ)でフルサイズ用EFレンズを使うためのマウントアダプタです。製品の左右に浮いているのはリリースレバーが機能しないようにするためのガードのように見えます。
こんな面白アダプタが出てきたら自分の環境で何ができるか考えてしまいますが、今のところ対応レンズは以下の3種類のようです。
EF16-35mm f/2.8L III USM (released in October 2016)
EF24-70mm f/2.8L II USM (released in September 2012)
EF24-105mm f/4L IS II USM (released in November 2016)
…手元に一本もありません(;´Д`)
まぁそれはいいとして、フルサイズRFマウントカメラでわざわざEFマウントレンズの映像をAPS-Cサイズに縮小させるメリットがあるのか考えましたが、どうも明るさが一段明るくなるそうで、そこだけメリットでしょうか。でもAPS-Cで小さくなった分の画質低下とバーター以上(悪化方向)でしょうね…。ちょっとシネマEOS以外での面白用途が思いつきません。
ふと思ったんですが、EOS C70でフルサイズRFレンズをスーパー35mmサイズに縮小するアダプタって作らなくていいんでしょうか?まだRFマウントレンズでシネマ用に適したものがあまりないから、急がなくてもいいのかな…。
なお海外サイトによると価格は概ね6万円のようです。(追記:国内では88,000円税込とのこと。)
EOS R5発売時から続いているEF EOS R マウントアダプタの品薄、まだ解消されていないんですね。(通常は1万円台中盤です。それ以上は転売価格。)
コメント
[…] Cinema EOSの新エントリークラスにして初めてのRFマウントシネマイオス、EOS C70発表。 キヤノンヨーロッパでの発表と同時に行われたInstagramライブ(日本)は最初音声が出ないなど、相変わらずカッコよく決まらないCanonだったけれど、カメラそのものは隙の無い小型シネカメラに仕上がっていて魅力的。一眼カメラ的なデザインを持ちつつもファインダー(EVF)のないデザインにはちょっと驚きましたけどね。 そして「One more thing」として登場した縮小光学系マウントアダプタのアグレッシブぶりに、b’s mono-logさんやクマデジタルさんのハートをキャッチプリキュアしたようです。 […]