イラスト風塗装ガンダムを塗る際に「GSIクレオス水性カラ―アアクリジョン」というのをよくわからず購入、使ってしまったのですが、通常の水性ホビーカラーと混ぜたら固まっちゃったり、筆塗しにくかったり、なんか筆塗りってこんなに難しかったっけ?と感じました。そしたらですね、よくよく調べてみたら「アクリジョン」は他の水性アクリルとは別物で、混ぜるのも不可って書いてあるじゃないですか。
そこで自分の備忘録を兼ねて、手元にある塗料を分類整理してみました。
こうして見ると結構プラモデル用塗料というのも規格が乱立していて、相互互換性がほとんどないことに気づきます。つまり調色前提だと同じシリーズでそろえるのが基本で、さらにそれぞれ溶剤も専用のものがあるので、保管スペースやコストのことを考えるとどの方式をベースに揃えるかというのが非常に重要になりそうです。
バイクや車のツヤツヤを再現するならラッカー系一択なんでしょうが、ツヤツヤのキュベレイやシナンジュでも塗らない限り、今後は基本的に「GSIクレオス 水性ホビーカラー(2019改良版)」か、「タミヤ アクリル塗料」で揃えるのがよさそうです。うすめ液もタミヤとGSIクレオスで互換性がありそうなので、これもどちらか一方があれば良さそう。あとは自分の用途では部分的な重ね塗り用にエナメルが少々あればよく、ラッカー系やアクリジョンは紛らわしいのでよほどの目的がない限り買わないことにします。
余談ですが、GSIクレオスの「水性ホビーカラー」のWebページの説明において、以前は「エアブラシ用としてはうすめ液を10~15%入れる」と記載があり、その通りにやってなかなかうまく行かなかったことが多いのですが、最近「100~150%」に訂正されたようです。10倍違うじゃねーか! 一般的には2~3倍に薄めると言われていたので、「10~15%」ってのは何なんだろうと思いつつもメーカーがそういうんだから…と解釈していたのですが、表記間違いだったとは。
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