本編の方は2年前の劇場版公開で終了している「冴えない彼女の育てかた」ですが、「fes.fine」というファンイベントが春先に立川で開催され…るはずだったのですがコロナ禍で直前に無観客開催に方針変更、配信になったものがBlu-ray化されて発売されたので購入しました。私はイベントの方が特に追いかけていなかったので開催されたことすら知りませんでした(;´Д`)
数々のメタ発言が芸風の「冴えカノ」ですが、今回は配信でしかもアーカイブで残るから、ということで危険なネタはかなりセーブ。残ったのは自社ネタ、ソニー発言くらいですかね。(注:冴えカノの発売元アニプレックスはソニーグループです。鬼滅の刃もソードアートオンラインもみんなソニーだ!)
これは限定版に付属のイベント台本。
台本と、Blu-ray。あとジャケット絵のクリアポスターが付いていました。ジャケ絵はTV版本編より5〜6歳は成長したであろう加藤さんと、裏面は他のキャラの面々。
イベントの中身はキャラクターソングコーナーとオリジナル脚本朗読劇が半々ずつで、総計3時間2分。ここに特典映像(開演前映像と開演後映像)を加えると3時間10分になります。そこにさらに「オーディオコメンタリー」付きで再生が可能なので、全編視聴するには6時間必要です。オーディオコメンタリーはガンプラを組みながら聞くといいやつですね。
収録は本来観客を入れるはずだった立川ステージガーデンで無観客収録。やっぱり観客がいないというのは盛り上がりに欠けますね。これは「fine(フィーネ)」と銘打っておきながらもう1回くらいやる伏線でしょうか。
メインヒロイン安野希世乃さんのレコーディングエピソードも披露されましたが、スタッフ一同、初回から「上手ぇ…」と感嘆したとか。そりゃ超時空ヴィーナス・ワルキューレの黄色として横浜アリーナまでこなしてますから上手いに決まっています。
朗読劇は今回のために書き下ろされたオリジナル脚本で、各キャラの if true end を描いたもの。メタネタを封印されたとなれば冴えカノとして残るはキュンキュン要素しかありません。もちろん締めは正妻・加藤恵ルートのシナリオで、特設サイトのトップ絵に繋がるわけです。
アンコールでは全員で「glory days」を歌うのですが、唯一の男性出演者で主演の松岡禎丞さんの声がしない…やっぱりガールズソングだから男声は似合わず、ミキシングでオフにされてるのか…?と思ったら、女声で歌っていたというのがBlu-rayの最後に度肝を抜かれた部分です。
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