大人数の電話会議で生活音を垂れ流してしまった話

職場では普段、テレカンファレンスシステムとしてMicrosoft Teamsを使っているんですが、先日システム上の制約で、iPhoneの音声通話(通常の電話回線)を使ったカンファレンスがありました。同時に100人くらい接続する大所帯の会議です。(普通の電話でも参加できるのですが、社用携帯としてiPhoneが支給されているので、ほぼ全員がiPhoneからの接続だったと思われます。)

Microsoft Teamsだと主催者側から全員に強制ミュートが掛けられるのですが、電話の音声通話を使った某社のシステムは主催者側から強制ミュートをすることはできず、参加者の裁量に委ねられています。

在宅勤務の社員も多いので、ミュートを忘れると周囲の生活音がダダ漏れで全員に配信されてしまいます。通常は発言しない人はミュートするのですが、その会議では、おびただしい量の周囲の音が聞こえてきたのです。つまり、ミュートを忘れている人が1人や2人ではなく、十人以上はいる感じでした。

かくいう私もミュートを忘れていた一人で、今までどんな生活音を垂れ流していたのか…と涼しくなりましたが、なぜミュートを忘れたのか、iPhoneの画面を見て気がついたのです。

普段使っているMicrosoft Teamsの「ミュート状態」アイコンは、iPhoneでは「通話状態」アイコンなのです。

これ罠じゃないですか。同じ会議で生活音や周囲の声を垂れ流していた他の皆さん、同じ認識だったんじゃないかな…と予想します。中には会議に繋ぎながら別の電話をしていた人とかもいましたからね…(もちろん、電話で話している声は参加者全員にダダ漏れです)

会議の主催者が外国人だったこともあり、日本語で注意されることもなかったのがさらに状況の悪化に拍車を掛けた感じです。いや、参りました。これは注意しなければ。IEC ( International Electrotechnical Commission ) とかで決めてくれないかなぁ。

コメント

  1. ちょ より:

    Webex(PC)ではアイコンではなくボタンに文章表示ですが、「ミュート」と表示されている状態が通話状態です。これは「ミュートしたいときはこのボタンを押してね」ということであり、今の状態を表示しているわけではありません。ちなみに今ミュート状態だとこのボタンには「ミュート解除」と表示されます。
    アイコンを統一しても、今の状態を表すのか、操作によって実現する動作を表すのか、がわかるようにしないと、結局迷うような気がします。それとも英語・日本語の問題?

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