故障したSculpt Comfort Mouse を棄てる前にバラしたいなと思いまして。
ホイール。自転車の車輪のようなスポークがありますが、
これを挟んでいる赤外線の発行部と受光部でスポークが回転している向きを検出する仕組みです。これはごく一般的な仕組みです。
基盤裏面。中央のトラッキングセンサーの下に、スライド式の電源スイッチが見えます。外の操作部材との位置合わせを考えるとなかなか器用な実装です。
このマウスはバイブレーションによるフィードバック機能があるのですが、そのバイブレーションを生み出しているのがこのマイクロモーターのようです。PlayStationのコントローラに内蔵されているモーターとは比較にならないほど小さく、でも iPhone の Taptic Engine ほどキレのいい振動は生みません。
今回はボタンのチャタリングの故障ですが、基盤や内部構造は外から加わる応力をちゃんとメイン基板からは逃すようになってて、価格の割にはきちんとしてるなぁと言う印象を持ちました。
一通り内部構造を観て納得したので、棄てます。
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