社内転属(社内公募合格)の件ですが、現上司からも連絡があって、異動させてくれる方向で話が進んでいます。妨害工作があるかと思っていたので拍子抜け。上司からは「なぜ応募したのか訳を聞かせてくれないか」と言われましたが、現部署に対する悪口や改善すべき点、出ていきたくなってしまった理由なんて言うわけないじゃないですか。さすがにそれくらいの処世術は覚えましたよ。
これで異動後は在宅勤務の頻度が週1から週4に上がる見込みです。
さて上司からの連絡に対して若干フライング気味に注文した在宅勤務用の椅子が届きました。ITOKI SALIDA YL8 (ネイビー×ブラック)です。
以前購入したコペルチェアはMADE IN JAPANで、完成品の状態で届きましたが、こちらはMADE IN TAIWANでユーザー組立式です。それでも結構なサイズの箱ですし、重量も26kgもあります。
使うのは2階なのですが、ちょっとこのままは重くて持ち上げられないので、玄関で開梱してパーツ単位で2階に運びます。
開梱して2階に運んできたパーツ。ごく一般的な組立式チェアのパーツ分割です。
各所のユーザーレビューを見ると最初の組み立て工程である背もたれをネジ止めするのが最大の難関のようなのですが、そうか?と思いながらやってみたら、確かに難関でした。スポッとはめてからネジ止めすればよいのではないかと思いましたが、スポッとはめた位置から少し戻さないとネジ穴位置が合わないのです。これは1人では難しい。
説明書もやや不親切で、「ネジM8×L20」とありますが、実際の部品の方にはM8xL20の表記がありません。大きさで察しろと言うことなのでしょう。これダメな人には全然ダメなのでは…。
説明書がダメなところは他にもあって、ヘッドレストを取り付ける際に化粧カバーを一旦外す必要があるのですが、その工程が記載されていません。外さなければいけないのは分かるのですが、どうやったら外れるのかが分からず苦労しました。
これもユーザーが不具合をよく指摘している箇所。使っていると緩んでくると言うのです。それを聞いていたので電動ドライバーで締めてみたのですが、結構締めるのにトルクが必要ですし、ドライバーも太いものが必要でした。このサイズのネジできっちりトルクをかけられるドライバーを持っている人はそう多くないと思うので、使っているうちに緩んでくると言うレビューも頷けます。
完成…ですが、試しに座ってみると、リクライニング時に毎回「パキッ」とプラスチックが弾けるような音がします。どうも「仕様」ではない感じで、何か組立時にミスったかと、説明書を再度読み直してみました。
ところ、「フラップカバーを矢印の向きへ持ち上げた状態で背支柱を差し込む」という工程を無視していたことに気がつきました。再度この指示通りに組み立てたところリクライニング時の異音は解消。
国産のイトーキチェアは座面裏面に取扱説明書ホルダがあるのですが、台湾製にはなさそうです。どこかファイルに保管しておく必要があります。
以前購入した「コペルチェア」(右)と並べてサイズ比較。コペルチェアは仕事用ではない家族共用iMac用の椅子ですが、これでも充分な大きさはあったのですが、購入したサリダチェアはさらに座面が大きくてゆったりしています。ちなみにコペルチェアの方は車輪がウレタン(フローリング向き)ですが、サリダチェアの方は車輪がナイロン(カーペット向き)です。いずれにしても傷つき防止のチェアマットは使うので、車輪の種別はあまり拘りません。なおサリダチェアも4,000円で別売のウレタン車輪が購入できます。
在宅勤務スペースにて。こうやって見ると背当ては薄いようで、物理的なスペースは結構必要とします。
お尻の後ろの所、ホコリが溜まりそう、かつ、掃除がしにくそうな形状です。
ランバーサポート。高さ調節可能ですが、新品時はファブリックの張りが強くて腰がランバーサポートに接触しません(リクライニングしても)。ファブリックがへたってきてから有用になるのでしょうか。
ヘッドレスト。高さと角度調整が可能ですが、かなり背が高い人向けに設計されているのか、184cmの私でも一番下の段でちょうど良かったです。
海外でも売っているのかどうか分かりませんが、かなり背の高い人向けの設計だなと言う気はしました。リクライニングはこの価格帯なのでガスダンパーだと思っていたのですが意外にもコイルスプリング式。よってリクライニングするのに結構力が必要です。まぁ本格的に休みたいときにはソファーに行くのでいいです。
アームレストは見た目によらずクッション入りで柔らかいです。
総じて3万円台の椅子としてはコストパフォーマンスは高く、これ以上を望むならエルゴヒューマンに行くしかないだろうなという印象です。いやでも、椅子をグレードアップすべきではなくて、運動すべきですよね、本当は。
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