Parallels Desktop でも VMWare Fusion でもない Windows on Mac の選択肢

Mac を M1モデルに入れ替えてから久しく仮想Windows環境を動かしていないですが、最近(でもないか?)はWindows 付きのVPS(Virtual Private Server)があると聞いて、試してみました。試したのはさくらインターネットのVPS for Windows Server「W1G」。2 Core CPU, RAM 1GB, SSD 50GBのエントリープランです。

我らがXServerはまだWindows込みのプランを提供していなくて、Linux系が中心、あとはDockerとかGitLab、マインクラフト、WordPress(KUSANAGI)などの直接アプリを動かす系のものといったラインナップ。ここにWindowsが入ってくれれば、料金設定にもよりますがこのブログもVPSに引っ越してしまってもいいのではないか、と検討するところです。

 

さて、W1Gはどんなもんだろうと起動してみましたが、イメージとしては「久しぶりに起動してWindowsアップデートが裏でガンガン動いている仮想環境上のWindowsよりは軽い」程度です。

メモリはもちろんWindowsを起動しただけで1GBは使い果たしますし、ストレージもシステムだけで15GBは食っています。ただ、にっちもさっちもいかないという訳ではなくて、小規模なプログラムでしたら問題なく使えます。いわゆる「ネットブック」を弄っているような感覚ですかね。

VPSはクラウドサービスなので手元とギガバイト単位のデータをやりとりする動画編集とかグラフィックスを多用するゲーム、それから音が出ないので音を使うアプリには向かないのですが、そういう用途以外でちょこっとだけWindows環境が使いたいんだよなぁ…という時に1つ持っていると便利ですね。

何よりクラウドサービスなので、24時間動かしても電気代がまったくかかりません。仮に小さめのPCを買ったとしても(今や1万円台で買える)、電気代は月500円はかかりますからね。「W1G」は月1,100円ですが、ハードウエア購入費や電気代を考えれば用途によっては悪くない選択肢です。

ここではMac上の仮想Windowsの代替という体で書きましたが、これはローカルのOSはMacだろうがiOSだろうが何でもいいので、外出先からもアクセス可能という勝手の良さもありますね。

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