鬼滅の刃の藤棚 16mm一本勝負

妻のリクエストで「鬼滅の刃」の藤棚の参考にされたのではないかと言われている、「あしかがフラワーパーク」の藤を見てきました。

あしかがフラワーパークの入場料は時価で、花の咲き具合によりその日の朝7:00に決定されます。最大料金は2,100円らしいのですが、私が行った日(5/3)は1,800円でした。今年は咲き始めがとても早かったとのことで、どうやらもうピークは過ぎてしまったようです。

雄大なものを想像していたのでRF 16mmで出掛けたのですが、藤棚のあの感じを出すのはむしろ望遠レンズの圧縮効果で密度を上げる方が有効っぽいですね。しかも夜間の方が周囲が黒く落ちるのでより藤棚が引き立つという。鬼滅の刃感を出すのであれば、夜の訪問をお勧めします。

ピークを過ぎていることが、花がシャリシャリしていることから分かります。

藤棚の秘密。夜間ライトアップ装置の光は紫色です。まるでスーパーの精肉コーナーの照明のような仕掛けです。

しかしこの藤、実はツルの締め付け力がとても強く、巻き付いている木を枯らしてしまうほどの強い力があることから「絞め殺しの木」という一面もあります。鬼殺隊のイメージに選ばれたのもそういった一面があってのことでしょうか。

藤棚で有名なパークですが、フラワーパークと言うだけあって他の花も色々あるので撮りました。この白い花も藤の一種です。

平均滞在時間は2時間程度のようなのですが、だいたいそんな感じでした。最後に藤のソフトクリームを食べて帰りました。

あしかがフラワーパークは、その人出の多さから直結の「あしかがフラワーパーク駅」(両毛線)が作られたのですが、降りてくる人の多さを見ると、クルマの混雑を緩和するという目論見は達成しているように思います。

ちなみにこの後、撮影はしていないのですが「あしかが 大藤まつり 1号」という臨時列車が来たのですが、車両がJR 185系…いわゆる東海道線の「湘南ライナー」や「踊り子」として少し前まで活躍していた車両で、こんなところで目にするのがとても新鮮でした。

少し人がまばらになったところで近づいて撮影。

あしかがフラワーパークは足利市にありますが、近隣の佐野市にお正月のCMで有名な「佐野厄除け大師」があり、寄ってみましたがCM放映に耐えられるのかなぁという、案外規模の小さな社でした。

あとはここまで来たら佐野ラーメンですよね。私は滅多に外食でラーメンは食べませんが、確認したところ前回食べたラーメンは1年前の白河ラーメンのようです。お昼時だったので、派手な店、キャッチーな店名の店は軒並み大行列。ラーメン店が密集するエリアをドライブしながら見つけた、google検索で「佐野ラーメン」と検索しても出てこない店「唐沢亭」の駐車場が空いていたので入ってみました。

そしたらこれが大正解。上はチャーシューメンで、普通のラーメンもこれとほぼ同じで、肉が2枚になります。行列がなかったのであまり期待はしていなかったのですが、ちょっと感動するレベルで美味しかったです。チャーシューはほろほろだし、麺は低温長時間熟成の自家製なんだそうです。近くのテーブルのお客さんが「子供の頃食べてた味と同じだ」と言っていたのが印象的でした。何十年も変わらぬ地元の味なのでしょうか。これは幸せになれる味ですね。

お値段は普通の手打ちラーメンが740円、手打ちチャーシューメンが1,010円でした。

 

 

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