2020年より閉業していた「梅本製作所ネットショップ」が、新製品を引き下げて間もなく復活する模様です。
2019年には奥様を急病で亡くされ、2020年からはコロナ禍で従業員の自宅待機、2021年には同居の親御さんの緊急入院など毎年何らかのご苦労があったようです。それでも廃業にならず復活を果たす見込みが出てきたことは、梅本ファンとしては嬉しい限りです。
新製品の自由雲台「Type-Sシリーズ」は、外観上はカメラ固定ダイヤルが銀色になっているのが特徴ですが、真の改良ポイントはボールの下にあります。「ショックアブソーバ」という真鍮製のリングが追加されており、これによりロックしていない状態でのボールのフリクションをより望ましい方向に改善した模様です。
「ショックアブソーバ」という名前ではありますが、自動車のそれから連想されるような目に見える長いストロークがあるわけではなく、ボール表面に塗布されているグリースが生む油圧に対して新規追加した部材が弾性変形することで、ユーザの意図に無関係な不随意な動きを抑制するというもののようです。
現在ネットショップ復活の最終段階にあるように見えますが、これは価格にもよりますが販売開始されたら1つ入手してみたいと思っています。具体的には SL-40ZSC Type Sですね。いま SL-50ZSC を愛用しており、EOS 5Dシリーズにはちょうど良かったのですが、EOS R6m2にはちょっと大きすぎる気がして 40 でいいかなと思っています。ただ、量産が60 → 50 → 40 の順で行われるようで、先に 60 / 50 を購入された方に使い勝手の体験を先に越されてしまうのがちょっと悔しいです(笑。
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