ジョブズお気に入りの枯山水と、境内の湯豆腐

スティーブ・ジョブズのお気に入りの場所という世界遺産、京都・龍安寺に行ってみました。

ここの枯山水がジョブズのお気に入り。

庭には15個の石が置かれていますが、どこから見ても15個すべてを一度に観ることはできません。

「日本では15というのは大事な数字です。昔は、男子は15歳で元服しました。十五夜というのは満月のことで、完成された数字のことです。この庭では、15の石を探そうとしても、13か14しか見つからない。私たちがまだ完成される前の姿だということです」

ですが、ちょっと角度を攻めると15個見ることはできます(笑。(←大人げないですね

ジョブズは後日自分の子供を連れてきて同じ説明をしたのだとか。

これは水戸光圀公から贈られたという「つくばい」のレプリカ。文字が刻んでありますが、その意味はこうなのだそうです:

本堂の玄関には懐かしの「コニカカラー」が。

ちょうどお昼時だったので、境内にあり目に入った精進料理のお店「西源院」で名物の湯豆腐を頂くことにしました。

→【京都観光】静寂の奥座敷でほっこり湯豆腐はいかが?世界遺産「龍安寺」

世界遺産登録の関係で火は使えず、火鉢はダミーなのですが(笑、それでも土鍋で熱々の湯豆腐を、紅葉が始まったばかりの庭園を眺めながらいただくと、これぞイメージ通りの京都の食事という感じがして、とてつもない満足度でした。実に良かったです。豆腐は木綿と絹の中間なんですね。どおりで絹の口当たりと、綿の強度を両立しているな、と思いました。

私はご飯とノンアルビールを付けて、妻は湯豆腐だけでしたが、豆腐がボリューミーなので双方ともお腹いっぱいになりました。

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