成田→(お台場)→羽田

息子を連れて実家に帰省したので、その帰りに成田空港に寄りました。かねてから息子が「さくらの山公園」で撮影したいと言っていたためです。

ですがこの日は珍しく北向き離陸運用で、747-400などの大型機が全盛の時代は良かったのですが、近年の小型化した機体では早々に離陸してしまい、さくらの山公園の上を通過する頃にはかなり高度が高くなってしまい迫力がありません。便数も少ない時間帯だったこともあり、面白くないと早々に撤収。

続いて三里塚さくらの丘に移動してみました。

ちょっとしたレア機体、アトラス航空の747-400は見られましたが、タキシングしてるだけで離陸せず。もっとも三里塚さくらの丘も北向き離陸では離陸シーンは見えないので、ここも欲求不満気味で早々に離脱。成田の孤独のグルメ登場店「栗原軒」の前を通ったのですが、食事時でもなかったためスルー。

このあと「ガンダムベース東京」に軽く冷やかしに寄ってみたのですが、入場30分待ちとのことでその価値はないと早々に離脱。ダイバーシティ東京ってトンボ返りすると駐車場無料なんですね。何分以内無料なんだろう。

そして次は羽田へ。

幻の「第二ターミナル国際線カウンター」に初めて入りました。これは眺めもいいしビジュアル的にカッコイイですね。

展望デッキに出てみると、マスコミと多くのお客さんが先日の事故の残骸を見守っていました。

何かをずっと待っている様子。見てる限り特に状況の変化はなかったのですが、報道によるとこのあと1/4 18:00から一部機体の残骸撤去が始まったようです。そういった僅かな状況の変化を一日中撮影するというけっこう大変な仕事のようです。海外テレビ局のレポーターっぽい方もいましたね。

第1ターミナルに移動してみました。こちらはこのディズニー100がレア機体のようで、これ目的で来ていた人が多かったように思います。

やがてトワイライトの逆光が美しい時間帯に。あまりこの時間帯に撮影しないのでなかなか楽しいです。

さてここから、例の事故機のアップ写真になりますので、苦手な方はブラウザを「戻る」してください。とは言ってもテレビのニュースでも流れている映像と同じです。

衝突炎上したJAL エアバスの最新鋭機、350-900。乗客が全員脱出できたので脱出直後は原形がありましたが、脱出した乗客が撮影したビデオを見ると、主翼付け根の燃料タンクが損傷を受けたようで、残った燃料らしきものがザブザブと流れ出ている様子がありました。それで全体に炎上が広がってしまったのでしょう。最後の人が脱出するまで18分かかったそうですが、「どのドアを開けるか」の判断から、手荷物を持ち出そうとする人の抑止まで色々ありますから、本当に全員存命だったのは奇跡だと思います。

そしてこちらは衝突したもう一機の機体、海上保安庁のボンバルディアMA722 みなずき1号です。操縦席以外はほぼ原形がありませんでした。こちらは能登半島地震の被災地対応で派遣される予定で、乗員6名中5名が亡くなるという何とも胸が痛む結果になってしまいました。

航空事故の7割は離陸、着陸時に発生すると言いますが、今回もまた着陸時の事故でした。今後、こういった事故をシステム的に回避するようなものが作られるのではないかという話もありますが、ぜひとも技術の力でなんとかできるものはなんとかして欲しいと思います。

コメント

  1. こんどう より:

    12/29に帰省する際、羽田の海上保安庁の格納庫をモノレールから見ました。
    あの航空機があんなことになってしまうとは。
    そして1/4に羽田に戻る際、機内から見える悲惨な状況に乗客は溜息を洩らします。
    何十回と子供と帰省で飛行機に乗ってきたのですが、今回は少し緊張しました。
    携帯と財布と小さなライトくらいは常に身に着けておくべきと思いました。

    • Kumadigital より:

      まぁモノが大きくて隠しようがないのかも知れませんが、あの残骸を衆目に晒しておくのは意外だなと思いました。

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