シャワーのお湯の温度が安定しないので、サーモユニットを交換

お風呂のシャワーの温度調節が難しくなりました。温度ダイヤルを回しても湯温が変化しなかったり、かと思えばドンという音がして急激に温度が変わったりします。おそらくサーモスタット水栓の中身(サーモユニット)が壊れたのだろうと思い、部品を取り寄せました。リフォームして10年ですから、そろそろ壊れることもありそうです。でも「こんなもんだろうなぁ」でそのまま使い続ける人も多そうです。

部品の調べ方ですが、まずリフォームしたときの図面から、水栓の型番を特定します。

 

 

TUM20B4Bです。この型番で、TOTOのサイトを調べると、部品リストが出てきます。

 

 

TH576-4Sです。この型番をヨドバシドットコムで検索したところ注文可能だったので注文しました。

1週間ほどで届きました。

 

膝が痛いですが、早速交換してみます。

うちのは角型水栓で、こんな形をしています:

まず元栓を締めます。これをやらないと大惨事です。うちのは蛇口の付いているカウンターの下側に水、お湯それぞれの元栓がありますのでマイナスドライバーで閉めます。閉めた後、シャワーを出して残水圧を解放します。

次に温度調節レバーの側面の化粧蓋をマイナスドライバーでこじって外します。マイナスドライバーを差し込む溝があります。すると+ネジがありますので外すと、銀色のカバーが外れます。その中にクリーム色のレバー本体がありますので、それも+ネジを外します。

このとき、うちの場合はシャンプー置きの棚と干渉して長いドライバーでは回せませんでしたので、こういった短いスタビードライバーを使いました。

 

するとこうなります。ここでA/Bとも外すのですが、BはAで抑えられているだけですので、Aを外すと外せます。Aを水道用のレンチで回して外しますが、A自体は金属製なのですが受け側が樹脂のようで、それほど力を入れずに外せるはずです。もし力を加えても外れない場合は、レンチを噛ます位置を変えるとあっさり外れると思います。Aを外すと一緒にBもポロッと落ちますが、共になくさないようにしましょう。

A/Bを外すと、サーモユニットを引き出すことができます。これは刺さっているだけなので引けば外れるのですが、結構固かったです。

外したサーモユニット:

なんか黒い謎の汚れが付着しています。これでは正常に動作しないわけです。もしかするとこの黒いのを掃除するだけで治るのかも知れませんが、せっかく新しい部品を調達したので交換します。

一応、これが差し込まれていた穴の内側の方も軽く拭って掃除します。

 

新しいサーモユニットを差し込みます。向きが重要ですが切り欠きがあるので間違うことはないと思います。あとは元通り組めば完成ですが、前出のAのリングは道具を使わずに手で締めるよう説明書に指示がありました。しかし手では固くて締まりませんでしたので水道用レンチを使いました。力を入れすぎないようにして使います。

 

水アカだらけだったので「お風呂職人」で掃除して完成。

温度調節が快適になりました。

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