日本の巨大ロボット群像 ―巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現― @横須賀美術館(2回目)

やっぱり人が少ないときにゆっくり観たいなぁ…ということで、2回目行ってきました。行く前に今日の状況をネットで確認したところ

「日本の巨大ロボット群像」特別対談 宮武一貴(スタジオぬえ)× 石渡マコト(ニトロプラス)

2024年2月23日 (金) 14:00〜
<登壇者>宮武一貴(スタジオぬえ)× 石渡マコト(ニトロプラス)

えー、またイベントやるのかよ…と萎えましたが、まぁ午後からですし、朝一で行けば空いてるだろうと意を決して行きました。結果、空いていました。30分前に着きましたが行列は8番目。駐車場は半分閉鎖していました。今日寒かったですからね…

なお結果から言えば上記のイベントは事前抽選制で60人しか聞けないので、混雑度にはほぼ影響はなかったかと思われます。

 

そんな厚着は要らないだろうとナノパフジャケット(薄手のダウンジャケット風なんだけど中身は化繊、小さく丸めるのに強い)で行ったら寒いのなんの。普通のダウンジャケットの方が良かったです。

 

当日内は再入場できるとのことなのでまずは券を買って入口に戻って売店へ。前回買えば良かったなぁと後悔した図録を買ってからゆっくり観覧します。図録を先に買わないと売り切れるんじゃないかと気が気でない感じがしたので先に買ったのですが、結論から言えば次から次へと補充されて、帰るときでもまだ山積みでした。

 

今日は床のガンダムを見通せました。

 

そういえば鋼鉄ジーグとミクロマンの関係性ってあまり考えたことなかったけど、やっぱり関係あるんですね。

 

この間、人が多くて全然観られなかったメガゾーン23のガーランド。バイク形態時結構大きいですね。これ横転したら起こせないですね。

 

ホビージャパンのHOW TO BUILD GUNDAM。持ってましたけど、実家でどこ行ったか分からないので、最近Amazonで復刻販売されているKindle版を買い直しました。超懐かしい。この本を見ると中学生の頃にタイムスリップできます。

 

このタペストリーが欲しいという声が多いですね。グッズにすればいいのにね。

 

これが図録です。基本的に展示をなぞる形ですが、分量が207ページもあるので展示では描ききれなかった内容までびっちり書いてあります。高いだけあります。なお最初のページは横浜ガンダム。

 

鉄人28号の誕生から60周年というところで開催されたこの展示会ですが、荒唐無稽路線からリアル路線、そして生活の延長上にありそうだというリアリティ、そこからリアリティを伴った唐無稽路線に行っていまに至る、という大局的な流れを理解できました。

やはりロボットを考える上で日本の「武士」は無視できなくて、ダイターン3〜ガンダムあたりまでは完全に甲冑ですからね。本展では触れられていませんが、ガンダムSEEDくらいになると歌舞伎の「型」を観ているような気にもなりますね。

そしてサンライズを監修する立場にすらあった「スタジオぬえ」の存在の大きさですね。スタジオぬえがなかったら日本の巨大ロボット文化はまたいまと全然違うものになっていたのは間違いありません。

時代から求められたことと、時代に訴えたかったことの両面から形作られた世界にも類を見ないロボット文化。その黄金期に沿って生きてこられたことの幸運を噛みしめました。

そういえばボルテスVの超合金は新作で再発売するらしいですが、むしろ欲しいのはコン・バトラーVですよ! DX超合金GX-03 / GX-50のリニューアルを是非ともお願いしたいですねバンダイには。

 

コメント

  1. […] クマデジタル氏の訪問記(1回目)(2回目)を読んで、これは平日に行かなきゃダメだとタイミングを伺い、3月頭の平日に行ってきました。 […]

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