ルーター収納ボックス内の冷却策

ルーター収納ボックスに入れた XG-100NE と ONU の熱がこもってしまい温度が高すぎる気がしたので、穴あけ加工をしました。結果、筐体温度を4度くらい下げることに成功しました。

上のグラフの通り、 XG-100NE、ONTとも、4度弱温度が下がっています。排熱がきちんと行われているので天面の排熱孔近辺の温度が逆に上がっています。正しい動きです。

ファンをつけることも考えたんですが、長期間ノーメンテでやるなら空冷だろうなぁと、単純に穴あけのみ行いました。

以下手順です。

まず、Aterm(無線LAN親機) の位置を高くして速度を改善しました。壁掛けはできない機種だったので、壁にピンでつけられる棚を用いて Aterm を乗せました。

 

使ったのはこれです:

次に、ルーター収納ボックスに吸気孔、排気孔を開けます。

35mmのビットを使って穴を開けていきます。

そしてお化粧として、換気グリルカバーを表側からはめます。裏側は見えないので穴開けたままです。

こういった化粧板の場合、片側からだけ穴を抜くと、内側の化粧面のエッジがズタボロになるので、あと数ミリで抜けそう…というところで、ビットドリルのセンターの位置出し穴を頼りに裏側からも穴あけをすると綺麗に仕上がります。

表側はこんな感じになります。ちょっと失敗したのは、「天面の左右センター」と「扉の左右センター」にそれぞれ穴を開けたのですが、天面と扉のセンターは設計上ズレているので、「天面の穴と扉の穴のセンターが揃っていない」という結果にwww ちょっとダサい見た目ですが、まぁいいや。DIYだし。普段見に行かないし。(でも作ってしばらくはちょいちょい手をかざして「フフフ、排熱してるしてる」とニンマリしていました)(←

 

全体としてはこんな感じ。上半分と下半分で気室が分かれているので、それぞれの上端に排熱孔、下端に吸気孔を設けました。天面と側面上部にも1つずつ設けました。合計6箇所ですね。

その結果、冒頭にグラフで示したような温度低減効果を得ることができました。

手をかざすと、ちゃんと下側の穴(カバー)がひんやりしてて、上側の穴から温い空気が出てるの、自然の摂理なんですが面白いです。

 

 

 

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