今年を振り返る(自分の身の回りだけ)

「今年を振り返る」と書くと壮大な社会派ブログだと思われてしまうので、そうではないですよということでカッコして注釈を入れました。

今年も身の回りでいろいろありました…

2月:このブログがバズり、Adsenseであぶく銭が入る
3月:あぶく銭でiMac M1とMacBook Air M1をM3に買い換え
3月:横浜ガンダムのグランドフィナーレを見届ける
4月:息子が自分と同じ大学に進学
5月:義母が逝去
6月:娘の就職が決まる
7月:自分が脳梗塞で入院
8月:息子が自転車で大コケ、傷跡が残るレベルのケガ
12月:妻が転倒骨折、入院して手術

まずブログがバズったのは、Androidスマホの待ち受け画面にピックアップされると発生するイベントで、数年に1回くらいあります。ピックアップされたのが Buffalo のスティック型 SSD を返品した記事でした。これで2台の M1 Macs を下取りに出して M3 にした訳ですが、秋に出た M4 の性能向上が著しかったので、ちょっと買い時を誤ったかも知れません。

横浜ガンダムのグランドフィナーレは前記事に書いた通り、地元にガンダムが立つという一生に一度しかないイベントのクロージングに立ち会えたことは何よりの喜びでした。終わってしまえば、まだ計画段階だった頃の話が昨日のことに思い出されます。「お台場ガンダムを歩かせるらしい」「横浜らしい」「ガンダム工場の中を歩かせる形にするらしい」「悪天候にも耐えられる設計らしい」など、最初の頃はいろいろ言われてましたよね。

4月に息子が大学に進学。入って欲しい大学とは違いましたが、総合型選抜で高校時代のエコラン(省エネカーレース)のプレゼンと内申点でサクッと合格できる大学を選びました。本当に受験勉強が嫌いで受験勉強せずに入れる大学を選んだと言いますか。まぁ人生、楽に越したことはないですけど、大学受験勉強からしか得られない栄養素もあると思いますけどね…。私と同じ大学なので3歳の頃から学園祭に連れてきていたのも影響したと思います。しかし大学はとても楽しいようで、1.5時間の通学をものともせず通っています。なお理系なので学費は高めですが、親子割で入学金が免除になったのはちょっぴり助かりました。

5月には義母が逝去。ALSという10万人に数人の難病で、当初死後に献体をする予定だったのですが、解剖担当の医師が義母をALSと見抜けなかった医師ということが分かり、遺族感情で踵を返すように検体をキャンセルしました。ALSと診断がつくまで治療方針が右往左往しましたからね…。

6月には娘が就職。こちらも親の思惑とは違い「学卒新卒カード」を有効に使ったとは思えないところに就職。転職なんかいつでもできるんだから新卒の時は新卒じゃないと入れないところに就職すればいいのに…と思う親の気持ちをよそに、賞与も出ない薄給の会社、ワーキングプアにかなり近いところに就職してしまいました。娘曰く、「お父ちゃんは新卒カードを使えっていうけど、私の大学では新卒カードなんて何の役にも立たないんだよ」とのこと。なお就職先の平均勤続年数は2.5年とのことで、まぁ若者のやりがいを自転車操業のように搾取して運営している会社というか業界ですね。ちなみにマスメディア関係です。一度は見てみたい業界、ということなのでまぁ本人が良ければ良しとします。

7月に脳梗塞になりました。私が。これは人生の分岐点でしたね。詳細は別に記事を書きましたが、五体満足に復帰して本当に良かったと思います。「私は運がいい」とはまさにこのこと。ただ血液をサラサラにする薬を飲むようになったので、貧血は起こしやすくなりましたし、鼻血も止まりにくくなった気はします。あと記憶力、判断力もダメージを受けているような気もするのですが、加齢によるものと区別がつきません。元からだったような気もします(←

8月は息子が自転車で大コケ、派手に怪我をして帰ってきました。骨折とかはしていないのですが擦過傷の面積が大きく、傷は今でも消えていないとのこと。転んだ原因は車道から歩道への乗り上げ失敗で、レーンチェンジのようなイメージで歩道に乗れるかと思いきや、段差が大きくレーンチェンジに失敗、転倒したとのこと。どれくらいの段差だったらレーンチェンジできるか、自分の自転車でどこまでできるかは何となく体で覚えているものだと思います。息子にはその経験が足りなかったということです。もし車道側に倒れてたら車に轢かれて死んでた可能性もあるわけで、命拾いしたと思います。

そしてこのまま1年が終わるかと思いきや、12月に妻が転倒骨折で入院手術をし、家事があまりできなくなりました。子供達も洗濯とか雨戸の開閉は多少は手伝ってはくれるのですが、食事の用意は100%私の仕事になりました。なかなかしんどいですが、どちらかが寝たきりとかになったら苦労はこの比ではないんだろうな、と思いながら家事をする日々です。いま妻の左手の握力はゼロです。復帰まであと半年くらい続くようです。妻にも子供達にも「お父ちゃんの料理はコックさん並みに美味しいから(私に料理仕事が集中するのは)しょうがないよね~」と変なおだてられ方をしています。

家族で「今年はいい年だったか」と話したところ、娘以外は「あまりいい年ではなかった」という意見でした。何か行いが悪かったか、あるいは本当はもっと酷いことが起きるはずだったのにこれくらいで済んだ、という考え方もあろうかと思います。今年の経験を活かして、来年はもっと慎ましく生きていこうかなと思います。

仕事面では昨年までは「顧客と対峙している人を後ろから支援する仕事」だったのですが、今年から「顧客と対峙する仕事そのもの(誰もやらないので消去法で私がその仕事を拾った)」になってストレスは増えました。B to C ではなく B to B なので変なクレーマー相手に血圧が上がるということはないのですが、B to B 業務ならではの厳しさもあり、受注金額にして億円級の仕事をハンドリングするというのはプレッシャーはかかります。そういえば脳梗塞を起こした日も社内で背後から撃ってくる人に立腹してたっけなぁ。立腹よくない。

今年も当ブログをお読みいただきありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

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